| 2020/02/16 | 生き生きサロンで確かめられること | | by:校長 |
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三年生と菊川のお年寄りの皆さんとの交流会「生き生きサロン」の3回目、子供たちは自分たちで手もみしたお茶を振る舞い、お菓子を食べて過ごしました。
お年寄りのみなさんは、何十年もお茶づくりをしてきたプロの皆さんです。そんな方々に、お茶をいれるなんて、たいした度胸です。
自分たちが調べた方法で、お湯を冷ますところから始めて、そしてカップの中に、均等にお茶を入れていきました。その間、お年寄りの皆さんは、子供たちの作業を黙って見守ってくださいました。
あるおばあさんは、「このごろは、家でお茶を入れるってことをしなくなってきたけど、こうやって子供たちが入れ方を覚えていくことはとてもうれしい。」と。
また、あるおばあちゃんは、「今、お茶業界は苦しいけど、お茶の伝統はこの子たちにちゃんと引き継がんといかんね。」と。
そして、子供たちの入れたお茶を「おいしいよ。」「おいしいよ。」と飲んでくださいました。
牧小では、6年間、毎年お茶摘みをする。三年生は、毎年お茶の勉強をする。それが、伝統になっている。
お茶が牧之原台地の自慢であることは間違いない。そのお茶に、誇りを持てる子供たちにしていきたい。
生き生きサロンに来ると、毎回そのことを強く感じます。
生き生きサロンで、お茶の学びが大事だってことを毎回確かめられます。