| 2020/04/28 | 子供たちがいない学校 | | by:校長 |
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子供たちが来ない学校が続いてしまっています。
自主学習として学校に来ている子は10数名。
その子たちが生活しているのは、原っ子ルームですから、2階から3階までに、子供の姿はありません。
教室はすべて、呼吸を忘れて、シーンとしています。
整頓された机と椅子は、先生方が、子供たちがいなくても教室をきれいにし続けている証拠です。
わたしたちは感じています。
わたしたちの存在価値は、子供たちがいてこそだと。
子供たちがいなくても、やることはたくさんありますが、充実感が少ないんです。
目の前に子供たちがいてくれないと、
子供たちの笑顔を見ることができないと、
わたしたちは少しも幸福ではありません。
こんな寂しい思いを長期間してしまいましたから、
わたしたちは、これまで以上に、子供たちを大切にできます。
学校とは、子供たちにとっても保護者にとっても、わたしたち教職員にとっても、大切な場所なんだという、当たり前のことを感じています。