2013/03/02 | 話を始めたら・・・ | | by:牧之原小教務 |
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大塚先生が一日いらっしゃらなくて、かわりにわたしが(小柳津)が教室に行きました。5年生の子どもたちが、このごろずいぶん頼もしくなってきたことは肌で感じているので、六年生を送る会が終わってどうかな~ってわくわくしながら教室に行きました。
元気があるのは5年生のいいところ。あちらこちらで話の輪があり、みんな楽しそうです。本を読んでいる子もいます。机に顔をのせて、くた~ってしている子もいます。おもいおもいの休み時間です。
わたしが前に立ち、さぁ、始めるよって声をかけたら、みんな名残惜しそうに席に着きます。「もっと友だちとぺちゃくちゃしたい。」という気持ちがよく分かります。席に着いてからも、近くの子とにっこりしたり、なんとなくざわざわしていました。
わたしが話を始めました。
「今日は、大塚先生が・・・。」
びっくりしました。すべての目が一斉にこっちを向きました。さっきまでのざわざわが一瞬にして消えました。わたしは、その変容ぶりに何を話すのか忘れてしまうくらいでした。
この1年で大塚先生がやろうとしていたことが、子どもたちの姿から分かりました。