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2014/03/03

6年生の保護者の皆様へ

Tweet ThisSend to Facebook | by:牧之原小教務・6年担任

感謝の会~保護者の皆様へ~
 保護者の皆さん、「感謝の会」のご参加、ありがとうございました。本当にたくさんの保護者の方に参加していただけて、わたしも、子どもたちも大感激です。すてきな会になりましたね。
 思い出してください。お子さんが入学したときのこと。子どもたちはみんなかわいい服を着て、鼻を垂らしていて、母さんたちも普段よりも念入りに化粧をして、親子そろって緊張しながら入学式をしましたよね。もう、6年前のことですね。あの時は、本当に小さくて、お世話をしてくれる6年生がいると、そのかげで見えなくなってしまうくらいでした。「うちの子は大丈夫だろうか。」と心配されたはずです。わたしもみなさんと同じ、6年生の長男がいますので、なんとなくみなさんの気持ちが分かります。そして、今の気持ちも、何となく分かります。
 最近、我が子と並んで歩いたとき、「あれっ、いつの間にこんなに大きくなっていたんだ。」と驚きました。大きく成長したのは、体だけでなく、ものの考え方も、成長しているということが分かる場面があります。同じ小学生でも、6年前の1年生の時とはまったく違う子どもが目の前にいます。小学校生活の6年間とは、それほど長い6年間です。
 みなさんのお子さんも、体だけでなく、心も大きく成長させることができた6年間でしたね。それは、感謝の会で感じていただけたはずです。特に、6年生の1年間で、実に多くのことを学び、子どもたちは急激に成長していったように感じます。大人の話を素直に聞いているだけでなく、自分なりの考えをしっかりと主張したり、ぶつけたりしてくる姿を目にすると、うれしくなってきます。目の前の子どもたちの心は、大きく、たくましく、やさしく成長しました。そんな心の成長をみなさんに分かってもらえるといいなぁと思いながら企画した「感謝の会」でしたが、いかがでしたか。

 この「感謝の会」の練習の中で、ある班の子どもたちがこんなことを言ってました。「今、とっても仲良しでしょ。それが伝わるシナリオにしようよ。」また、なかなかシナリオが決まらない班がありましたが、最後まで協力して、みんなで知恵を絞って考えていました。どの班も、仲良く、楽しく、もめたとしても自分たちで解決をして劇をつくりました。こんな雰囲気で卒業式を迎えられるということが、担任にとって何よりもうれしく、同時に「ほっ。」としています。
 子どもたちの言葉にうそはなく、子どもたちは本当に仲良しで、仲間と呼べる関係を築けていると思います。わたしはこの子たちを見ていると、うらやましくなるときがあります。自分の学生時代を振り返ってみても、この子たちぐらい全員が仲良しだったということがなかったからです。自分が子どもに戻って、この子たちの中に入って楽しみたいと思ってしまいます。おそらく、というか、絶対に、この子たちのこの関係は、中学に行っても、高校に行っても、大人になっても、ずっと続いていくと思います。6人は違う中学に行きますが、33人の仲間関係は続いていくと思います。
 保護者の皆さんにお願いしたいのは、そんな子どもたちの関係が切れないように、33人がいつでも仲間を意識できるように、これからも、子どもたちに協力していただきたいということです。牧中に進学する子どもたちの保護者の皆さんは、他の学校に行く子どもたちも同じように見守ってください。子どもが他の学校に進学する保護者のみなさんも、地域の行事等には積極的に参加して、地元の子どもたちとのつながりを大切にしていただきたいです。縁を切らしてしまうのではなく、これからもずっと、子ども同士が関われるようにお願いしたいです。

 さて、ここまでくるのに、容易ではなかったはず。子どもの気持ちが分からなくて、苦労したことありませんか。子どもがしたことに納得できなくて、悩んだことはありませんか。子どもに困ったことはありませんか。まったくなにもない、なんてあり得ません。わたしは、我が子のことで悩んだことは数知れず。ここまでくるのに、いろんなことを乗り越えてきたなと振り返りますが、みなさんも同じですよね。
 6年前は、子どもたちと同じように、頼りない親だったように思います。子どもたちが6年間で成長したように、わたしたち親も、親として成長できたのではないでしょうか。しかし、まだまだ子育ては終わっていませんよね。ここからが大変なんです。これから子どもたちは一番大変な時期を迎えます。一番難しい時期に入るということは間違いないことです。中学の3年間は、今まで以上に大変なことがあるかもしれません。いや、必ずあると思っていた方がいいです。子どもたちは不安定になったり、反抗したり、進路に悩んだりします。そんな子どもたちを支えられるのは、やっぱり親の役目です。これからも、子どもたちの人間としての成長を見守っていくんです。もしも子育てに悩んだときには、今のこの子たちのように、お互いにたよればいいと思います。子どもたちはすばらしい人間関係を築くことができました。同じように、みなさんも、いざって時には何でも言える、助け合える親になってくださいね。どうしても困ったときには、わたしのことも頼ってくださいね。わたしはこの子たちの担任を離れた後も、永遠に、この子たちの応援団長のつもりですので、本当に困ったときには、わたしのことも思い出してくださいね。

 ひとまず、6年間の、小学校時代の子育て、お疲れ様でした。子どもたちと同じように、わたしもみなさんに感謝しています。温かい励ましのメッセージをたくさんいただきました。ありがとうございました。わたしもくじけそうになった日はあります。そんな時にはそのメッセージを励みにし、がんばることができました。調理活動等のボランティアをありがとうございました。各種イベントに参加させてくださり、ありがとうございました。子どもたちに「ブラボー。」と、声をかけてくださった勇気ある方、ありがとうございます。「しるし」を廃品回収に出すことなく、大切にしてくださったり、「いつも読んでますよ。」と声をかけてくださり、ありがとうございます。陸上大会の日にはどの学校よりも多く、保護者のボランティアさんがいらっしゃってくれました。ありがとうございます。参観会にも積極的に参加してくださりありがとうございます。むちゃくちゃなところもあるわたしですが、最後までわたしを信じてくださり、ありがとうございます。みなさんのおかげで、わたしも精一杯この子たちにぶつかることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 もう少しの間、この子たちをおあずかりしますが、最後の日、卒業式には、お約束したとおり、胸を張ってお子さんをお返しします。胸を張ってこの子たちをお返しできるように最後までがんばりますので、よろしくお願いします。



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