卒業式のための、合唱練習がスタートしようとしています。
6年生の歌声は・・・、どうでしょうか。
サマーコンサートでは、全員で歌声を披露することができましたが、その後の秋のコンサート、クリスマスコンサートでは、残念なことに全員参加とはいきませんでした。
自信のない子は参加しなかったのです。
わたしは、全員で参加したいと思っていたので、残念な気持ちでしたが、子どもたちが選んだことですから、その2回はあきらめました。
これが、6年生の合唱の力を現しているかもしれません。
6年生は、歌に自信をもてない子がたくさんいます。
卒業式に向けて、わたしは、田中才子先生に合唱指導をお願いしたいと考えました。
田中先生は、本年度、4年生の、あのすばらしい合唱をつくりあげてくださった方です。
歌うことはもちろん、みんなで歌うことの意味や、一生懸命やることの大切さを教えてくださいます。
ただし、練習は厳しいです。
中途半端な気持ちではできません。
自分たちの卒業式を、最高にしたいという1人1人の強い気持ちがないと、できません。
子どもたちに聞いてみました。
「先生は、田中先生に指導をお願いしたいと思っているんだけど、みんなどう思うか。」
子どもたちは、手を挙げました。
ほとんどの子、ほぼ100%、みんなが指導してほしいと手を挙げました。
6年生の気持ちに、感動しました。
この子たちは、自分たちの卒業式を「歴史を変えるくらいの最高の卒業式にしたい。」と思っているのです。
今日、田中先生に、指導をお願いします。
断られてしまうかもしれませんが、心を込めて、お願いします。