最近、子どもたち同士の掛け合う声が優しくなりました。
それは何気ない一言ですが、温かみを感じるようになったのです。
Kさんは、最近トイレ掃除が当番として回ってきたそうです。
本人は嫌だなーと思いながら、掃除をしたそうです。
でも帰りの会のいいことみつけでJさんが
「Kさんが今日、トイレ掃除嫌だなーと言いながら一生懸命トイレ掃除を頑張っていました。」
と言ったのです。
私はJさんに「どうしてKさんのことがいいなって思えたの?」
と、聞きました。すると、「自分の嫌な気持ちよりみんなにきれいに使ってもらえるように頑張ったから。」
と言ったのです。本当にすばらしいいいことみつけだなぁと感動しました。
まだまだ3年生。なかなか自分の気持ちよりも友達のことを優先するということは難しいです。
しかし、Kさんはもうできているのです。そしてこの話をすることができたJさんも
成長しているなぁ。と感じました。これをうけて、周りの子たちも「うん。Kさんいいよね。」とつぶやいていました。
子どもたちにとっての一年はとてもかけがえのないものです。
私はこの一年を一緒に過ごせることにうれしさをまた感じた時でした。
もうすぐ冬休みに入ります。残り数か月ですが、一日一日を大切に子どもたちの成長を担任として見守っていきたいと思います。