1年間ありがとうございました。
この1年間、25人の子どもたちと、楽しく、一生懸命、時にぶつかり合いながら、一緒に過ごしました。
4年生は、なんといっても合唱ですね。合唱を通して、「1つになる」ということを学びました。全校で校歌などの歌を歌う際は、大きな口を開け、綺麗な歌声を響かせる4年生がいます。4年生の歌声は素晴らしいです。本当に、素晴らしい。これからも自信をもって、声を出してほしいです。
社会科見学にも行きました。社会科見学では、勉強だけでなく、バスの中や、公共施設でのマナーを守ることの大切さを学びました。失敗もしました。そのたびに、次は気をつけようと頑張りました。最後の静岡県庁の見学では、とてもよい態度で過ごすことができました。
その他にも、運動会、コンサート、長縄大会、2分の1成人式など、様々な行事に取り組みました。みんなが1つになるということがなかなかできなくて、諦めかけたり、弱音をはいてしまったりしたこともありましたが、その度に、声を掛け合い、乗り越えました。よく頑張ったと思います。
4年生は、けんかもよくしました。友達を傷つけてしまうこともありました。今でも、学年の課題としてありますが、この1年、そのことにもしっかり向き合ってきました。1つの方法として、「ほかほか言葉」を大切にしてきました。この1年間、子どもたちと過ごしていて、嬉しいと感じたことはたくさんあります。合唱、コンサートなど、みんなで1つのことを成し遂げた時の喜びはとても大きいです。しかし、何よりも嬉しいと感じられたのは、子どもたちが、「ほかほか言葉」をかけ合う姿が見られた時です。「どんまい。」「いいよ。」「ありがとう。」「ごめんね。」「○○さんは、悪くないよ。」「優しく言うよ。」「みんな聞いて。」「大丈夫?」・・・・普段、当たり前に使っているような言葉かもしれませんが、少し違うのです。なぜかというと、4年生は、意識をして言っているからです。「ほかほか言葉を大切にしよう。」という意識です。教室にいると、よくわかります。仲間を大切にする1つの大きな方法として、「ほかほか言葉」があり、それを生かすことができた瞬間は、本当に嬉しく、温かい気持ちになりました。
そして迎えた今日。慌ただしく過ぎた半日でしたが、子どもたちに最後に「ありがとうございました!!」と伝えると、子どもたちからも自然に「ありがとうございました。」と返してくれました。とても嬉しく思いました。そして「さようなら」。子どもたちが教室を出るときに、涙が出ました。その時感じた気持ちは・・・・・「さみしいな。」でした。いろんなことがあったけど、たのしかったです。本当にありがとう!
そして、保護者の皆様。今週、2日間、お休みをいあただき、ご心配、ご迷惑をおかけしました。貴重な時間を、子どもたちと一緒にいることが出きなかったことを悔やんでいます。大切な時期に健康管理ができなかったことを反省しました。そんな中、本読みカードを通して温かいお言葉をくださりありがとうございました。
また、この1年間、様々なことに快く協力してくださり本当にありがとうございました。まだまだ未熟な私にとって4年生の担任をするということはとても大きな経験でした。私一人の力では、今日を迎えることはできませんでした。至らない点が多々あったと思いますが、保護者の方々の理解と温かな支えがあったからこそ今があるのだと思います。心から感謝しています。
4年生25人のさらなる成長を期待しています。
ありがとうございました!