2012/10/15 | 言葉について考えてみましょう |  | by:牧之原小教務 |
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バラエティ番組で、ある有名タレントが地方のおいしい料理を食べた後、おいしいという言葉の代わりに「まじやばい。」と口にしていました。「やばい。」という言葉は、国民的アイドルも平気で使います。それが、普通になってきているのかなぁと、テレビを観ながら思ったりもします。
子どもたちも、「きもい」「やばい」「うざい」こんな言葉を普通に使うようになりました。わたしは子どもたちが遣うと、注意しています。それって時代遅れでしょうか。言葉は時代とともに変化していくものだということはよく分かっています。でも、「きもい」「やばい」「うざい」を耳にしたとき、私は、いやな気持ちになります。
「牧小の子どもたちが遣っている言葉は乱暴で汚い。」これは、7月に行ったアンケートで、保護者数名の方からの意見です。実はわたしたちも子どもたちと生活していて、そのことを感じています。
ドッジボールをしているとき、夢中になってくるとついつい乱暴な言葉を遣ってしまう子がいます。子どもの口から、「てめえ。」という言葉を聞いたのも、牧小が初めてです。子どもたちの遣っている言葉にもっと敏感になり、正しい言葉を遣える子にしなくてはいけません。
みなさん、御家庭ではどうでしょうか。子どもたちの言葉に耳を傾けるのと同時に、子どもたちの耳にそのような言葉が入ってこないか、もしも私たち大人があまりよくない言葉を遣っているようだったら、それはすぐに子どもたちに影響していきますか。考えてみてください。
言葉は、人を幸せにできます。でも、使い方をあやまると、人を傷つけることもできます。