今日の原っ子学習でアイマスク体験をしました。これは、目の不自由な人が普段の生活の中で、
どんなことに困っているかを体験するために行いました。
最初に、アイマスクをつけて、①筆入れから鉛筆を出す。②友だちから紙を受け取る。③紙に名
前を書く。④国語の教科書を出す。の4つの動作をしました。
子どもたちから、「目の前が真っ暗でどこに何があるかわからない。」「名前が雑になった。」「教科書
を出すのがたいへんだった。」などの声が出されました。
次に、アイマスクをして学校の中を歩く活動をしました。2人でペアを組み、一人がアイマスクをつけ、
もう一人がペアの子を連れて行くガイド役をしました。
1回目は、ガイド役の子がアイマスクをつけた子に声をかけるだけのペアが多かったですが、感想で
「まわりの様子がわからないので怖い。」「手が壁や手すりなど何かに触れていた方が安心できた。」
という声が出ました。そこで2回目は、ガイド役の子の手や肩を持って、同じコースを回りました。
子どもの感想
・いつもとおっているのに、目が見えないとふあんでこわい。(美幸さん)
・目がふじゆうな人は、歩くだけでもくろうするんだなあとおもいました。(聖土さん)
・目の不自由な人は、目が見えないからいろいろなことをやるのが大変ということがわかった。(叶夢さん)
・すごくこわかった。ころぶかもとおもってこわかった。(華楓さん)
私の感想
ガイド役の子がアイマスクをしている子に、今どこにいるのか、まわりに何があるのかなどをくわしく教え
てあげないと、アイマスクをしている子が不安そうだなと思いました。また、階段や障害物の前では、アイ
マスクをした子を一旦ストップさせたほうが安全だなと思いました。ガイドの仕方がよくなくて、壁などにぶ
つかってしまったペアがいくつかあったので、気をつけたいです。