2012/12/08 | 3年生とモチモチの木 |  | by:牧之原小教務 |
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3年生とのモチモチの木の学習も、終わりが近づいてきました。
かえでさんとろうかを並んで歩きながら、こんな話をしました。「かえでさんは、いつもこんなに発表するの。」かえでさんの答えはこうでした。「わかんない。でも、モチモチの木は大好き。今までのお話で一番好きかも。」勉強して、豆太の心の変化を読み取って、大好きな物語になって。きっとかえでさんは、この物語を大人になっても忘れることはないでしょう。
だいごさんは、毎時間、みんなが考えないような「自分らしい」発言をたくさんしました。授業を盛り上げてくれた一人です。特にすばらしかったのは、友だちが発言して、その内容がみんなにうまく伝わらなかったとき、「こんなことを言いたいんじゃないかな。」と、友だちを助ける発言ができたこと。友だちの意見をよく聴いていないとできないことだし、友だちを助けたいという温かい心がないとできません。だいごさんのやさしさに出会いました。
さくらさんは、本読みの練習を一番がんばってきた人です。本読みカードは3枚終了。何回も何回も家で練習してきました。その本読みにつきあってくれたのが、かえでさんのおじいちゃん。本読みカードのチェック欄にはいつも「じいじ」と書いてありました。おじいちゃんの協力もあって、さくらさんはなんと、ほぼ全文を暗記してしまいました。さらに、お母さんからは、こんなコメントが。「感動した。」そうです。何度も何度も練習して、聴いている人が感動できる読み方ができるようになったんです。すばらしいことです。
自分らしい読みができたのは、ゆうやさんです。「おじいさんは、やさしいから、もしかしたら豆太に強くなって欲しくて、おなかが痛いふりをしてたんじゃないかな。」その考え方が正解かどうかは分かりませんが、そのような読みを他の誰もしていなくて、みんなは「そうなのかもしれない。」と、立ち止まって考えることができました。
そらさんは、斎藤さんの他の作品を全部読もうとしています。あいかさんは、勇気を出して発表ができました。
いろんな子が日替わりで活躍したモチモチの木の学習。今は終わってしまうのがちょっとさみしく感じています。
3年生のみんな、たのしい授業をありがとう。