10月8日は本年度のPTA活動の目玉行事、「お弁当の日」でした。
お弁当づくりに挑戦する目的は、
①子どもたちが、食べ物に対してもっと関心をもつこと。
②子どもたちが、いつも食事を作ってくれる人や食べ物に感謝の気持ちを持つこと。
4つのコースから1つ選んで取り組みました。
A:チャレンジコース(お弁当のすべてを親の力を借りずにすべて自分で作ります)
B:親子で弁当コース(家の人をいっしょにお弁当を作ります)
C:おにぎりコース(おにぎりだけは自分で作ります)
D:ありがとうコース(作ってくれたひとに「ありがとう」を言います)
まず、この日に向けて行われていた活動を紹介します。
それは、6年生の「おべんとうに入れるすきなおかずランキング」の新聞です。
クロームブックを使ってアンケート調査をし、きれいにグラフにまとめて新聞にしていました。
やっぱり1位は「卵焼き」でしたね。
当日に向けて、子どもたちの気分を盛り上げてくれました。
他にも、自主学習としてお弁当づくりの練習をした子もいたようです。
そして当日。5・6年生はさすが!多くの子がAコースに挑戦したそうです。
自分でメニューを考え、買い物から作って詰めるところまですべて自分ひとりで挑戦した子も。
挑戦してみて、いつもお弁当を作ってくれるお母さんはすごいと感謝の気持ちを持った子や、次はもっとやってみたい!という感想を持った子も。
1・2年生にもAコースに挑戦した子がいると聞いてびっくりしました。
挑戦した子どもはもちろん、保護者の方もすごい。
前日に準備して当日朝は詰めるだけ、という御家庭もあったそうです。
お昼の時間はとにかく子どもたちの笑顔でいっぱい。
自分でがんばって作ったお弁当の味は格別だったでしょう。
自分でできた、という自信も笑顔につながっていたのかもしれませんね。
我が家の子どもたちはBコースに挑戦しました。
はじめはおにぎりだけにする!と言っていた兄も、卵焼きに挑戦するという妹の話を聞いてBコースに変更。
当日朝は眠い目をこすりながらも2人とも自分で起きてきました。
「お弁当の日」の力を感じた瞬間です。
兄妹どちらの卵焼きもなんとか形になり、お弁当箱におさまりました。
朝の忙しい時間、おぼつかない手つきをひやひやしながら見守るのは正直なかなか難しかったです。
じれったい気持ちをなんとかこらえ、手を出すのは最小限にした?ものの口はかなり出していたような…。
「お弁当の日」を通して、子どもには自分で伸びようとする力が備わっているのだということや見守ることの大切さを学んだような気がします。
最後に、先生方もお弁当作りに取り組んでいたんですね!
子どもたちがうれしそうに報告してくれましたよ。
なかでも校長先生のお弁当がすごかったとか。
今回の「お弁当の日」は、子どもたち・先生方・保護者みんなでいっしょに挑戦した
とてもいい取り組みになったと思います。