1年生のみなさん。修了おめでとう。
みんなとたくさん歌ってすごした1年間でした。何でもしっかりやれる、天才一年生でしたね。
2年生のみなさん。修了おめでとう。
いっしょに体育の勉強をして楽しかったよ。踊りを考えてみんなで踊ったね。最後のお楽しみ缶けりでは、先生が負けてしまったけど、4月にリベンジするからね。
3年生のみなさん。修了おめでとう。
書写の勉強をいっしょにしましたね。初めての毛筆はどうでしたか。丁寧に字を書けるのが3年生のすごいところ。丁寧に仕上げることの大切さをずっと大切にしてね。
4年生のみなさん。修了おめでとう。
今年は4年生と勉強ができなくて残念でした。でも、休み時間の遊びに誘ってくれたりして、うれしかったです。忘れられないのはみなさんの歌声。今でも心に残っています。
5年生のみなさん。修了おめでとう。
4月の君たちと今の君たちとでは、まるで別人です。今の君たちの顔は、きりっとしたリーダーの顔になっている。来年の牧小を頼んだよ。もっといい学校になるように、一緒にがんばろうね。
そして6年生のみんな。卒業おめでとう。
今、卒業していく君たちを見ていると、「心の糸」を感じます。
目には見えないけど、どんなに遠くはなれても、何年たってもつながっている糸、それが「心の糸」です。
心の糸とは信頼関係のことです。この人を大切にしたいと思う気持ちです。みなさんと、牧小の後輩たち。みなさんと先生たちの間にも、太い太い心の糸があります。
一緒に生活をして、一緒に勉強をして、真剣に行事に取り組んで、感動を分かち合って、泣いて笑ってけんかして、心の糸は少しずつ太くなっていきます。毎日ちょっとずつちょっとずつ、糸を太くしていったんです。
糸は切れません。ですから、みなさんが卒業して、中学生になっても、牧小の後輩たちはみんなを気にしています。先生たちはずっとみんなに期待しています。もちろんわたしも、君たちの活躍を信じています。
卒業おめでとう。
みんなと結んだ心の糸は、いつまでたってもどこへ行っても切れませんいつまでも忘れないよ。
今まで本当にありがとう。