今日の5時間目に、目の不自由な人の生活について、蓮池さんからお話を聞きました。
蓮池さんは病気のため、小さいころから目が不自由だったそうです。でも、現在では、東京や名古屋に出かけたり、
インターネットでほしいものを注文したりするなど、普通の生活を送っているそうです。
家の中では、どこに何を置くかをきちんと決めてあるので、使いたいものをさっと使うことができるそうです。使ったも
のはきちんと片付ける、廊下にものを置かないなど、ふだんの生活の中で気をつけていることも教えてくれました。
外に出かけるときは、白杖を手に、まわりの音などにも気をつけながら、目的地まで行くそうです。ただ、交通量の多
くない道路を横断するときや、点字ブロックの上に自転車が止まっているときなどは困るそうです。
話のあとで、蓮池さんが子どもたちのうった点字の名刺を実際に読んでくれたり、点字をうつタイプライターや白杖の
体験をさせてもらったりして、今日の活動を終わりました。これから、子どもたちが相手の立場に立って考えたり、行動
したりすることができるようになっていくといいなと思います。