今日の帰りに、「みんな帰りの支度できたかな、帰りの挨拶をしましょう。」
と私が言うと、まほさんが「先生、まだせいやくんが本読みカードを配っているよ。」と教えてくれました。
ばたばたしていたので、配っていることに気づかず、せいやくんに悪いことをしてしまったなと反省しました。
そして全部配り終わるのを待ってから挨拶をしました。
気づいて、教えてくれたまほさんは、次の2つの思いで言ってくれたのだと思います。
一つは、みんなのために配ってくれているその姿への感謝。
もう一つは、同じ仲間がみんなそろって、挨拶をすることを大切にしようとする思い。
とても大切なことです。
今朝の読み聞かせでも、次のようなことがありました。
みんなが準備できて小林先生が読んでくれるばかりの状態になったとき、
バス通学の子どもたちが教室に到着していませんでした。
雨がひどくて、いつもより時間がかかってしまったのかもしれません。
それをみんなで待ちました。
残念ながら、8:00過ぎてしまったので、読み聞かせは始めてもらって、私が廊下でバス通の子どもたちを待つことにしました。
バス通の子どもたちはその後無事に到着し、読み聞かせに合流できました。
5時間目に体育館で、6送会の練習をするときも、連絡ミスで、かがやき学級のみんながまだ来ていませんでした。
そのときも、みんなで揃うのを待ちました。
今日は、待つ場面が多い1日でしたが、どれも大切な場面だったと思います。
子ども一人一人を大切にする、友達を大切にする場面の具体的な姿の一つだと思います。
今日のような小さな積み重ねを子どもたちには大切にしていってほしいなと思います。
5年生の子どもたちは、35人みんなが友達を思いやる優しい子どもばかりです。
私も、今年、子どもたちからたくさんの優しさをもらいました。
これからも友達を大切にしていってほしいなと思います。
さて明日は、今年度最後の授業参観・懇談会です。
5年生で一番子どもたちがつまずきやすい、
算数の割合の授業をみていただきます。
いつも通りの楽しい授業でしっかり学べるといいなと思っています。
多数の方の参観・懇談をお願いします。