牧之原市菊川市学校組合立牧之原小学校
(学校教育目標) 協力平 夢ある未来を切り拓く
(重点目標)勇気と優しさとわたし
~みんなが幸せになる学校~


 
オンラインユーザー2人
ログインユーザー0人
あなたは2524240人目です

お問い合わせ

牧之原市菊川市
学校組合立牧之原小学校
〒421−0501
牧之原市東萩間2082−13
TEL 0548−27−2314
FAX 0548−27−3575
 

携帯・スマホ QRコード

携帯電話、スマートフォンでもホーム
ページをごらんいただけます。
下のQRコードからどうぞ。

 

教務から(お知らせ)

教務から >> 記事詳細

2012/10/22

大塚先生、酒井先生の水泳特訓

Tweet ThisSend to Facebook | by:牧之原小教務
 学校の授業だけでは泳げない子が増えていると言われています。「ゆとり教育」の中で授業時間数が限られ水泳の授業が減ったことは一つの要因ですが、泳げない先生の増加や無理に泳がせないといった指導の問題もあります。一方、幼児期から民間のスイミングスクールに通う子は増え、子どもたちの水泳は完全に二極化しています。
 東京都内の小学生の母親が、水泳授業を見に行って思ったことというのを新聞でよんだことがあります。「水をかけっこして遊んでいるだけ。泳ぎ方をぜんぜん教えていない。私が小学生のころは目標を決めて無理やり泳がされたのに・・・。」授業を参観して、自分の子は小学校では泳げるようにならないと、と判断し、スイミングスクールに通わせる決意をしていました。
 スイミングスクールの先生のコメントもありました。「学校では確かに泳げない子が増えている。以前より水泳の授業が少なく、水泳をうまく教えられる先生が減っていると聞く。プールの事故などを懸念し、水泳指導を嫌がる傾向もあるようだ。」 
 牧之原市内では平泳ぎができない子の割合が増えています。ある中学の先生から聞きました。1年生の3分の1が泳げず、女子にいたっては、半数が泳げないという状態なんだそうです。もちろん、クロールで泳げない子も年々増加しているそうです。
 確かに、平均すると水泳の授業は減りました。「ゆとり教育」が批判された平成10年改定の学習指導要領で、小学校の体育の授業は例えば4年生で年間105時間だったのが90時間になりました。水泳の授業も減り、夏休み中の水泳を除き、平均で12時間あったのが、10時間程度になりました。教師の指導にも課題があったのは確かです。小学校低学年ではまず水に対する恐怖心を取り除き、水に親しむため、水のかけ合いや水中鬼ごっこなど「遊び」から始め、4年生から息継ぎなどコンビネーションを含めた水泳の指導が本格化します。しかし、近年は「遊び」が重視されすぎ、無理に泳法を教えず、「泳げなければ泳がないでいい」など間違ったとらえ方をされている先生が増えてきました。
 牧之原小学校の子どもたちはどうでしょう。少ない水泳授業でも、内容を充実させ、一人でも多くの子が泳げるようになって欲しいと、夏には熱く指導していました。牧之原小のいいところは、25mをクロールと平泳ぎで泳げるようになってから卒業させたいと先生たちがしっかり思っていることです。今年の夏は、そんな熱い気持ちをもった大塚先生、酒井先生が高学年の子どもたちを対象にした水泳特訓をしました。その結果、6年生に至っては、全員の子がクロールも平泳ぎも25メートル泳げるようになりました。できなければできるようになるまで子どもたちに指導する。これが正常な学校の姿と分かっていても、なかなかできなくなっています。でも、牧之原小学校はやります。子どもたちが「できた。」という喜びを味わえる学校です。
17:10 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)

学校の風景

学校だより・グランドデザイン・2012年度のできごとはこちら

リンク先

菊川市六郷まちづくり協議会
https://65mdc.org
のホームページです。
ぜひごらんください