本日定着度調査のテストが終わり、午後は集計・考察を行いました。このテストは、あくまでも、子どもたちの指導に役立てるために行うもの。どんな力がついて、どんな力についてはまだ定着していないかを見るためのもの。点数だけでなく、子どもたちが一つ一つの問題をどのように解いたかを見て、個別に学習のアドバイスをします。
まずは、全体的な傾向をお伝えします。
国語は、作文がよくできていました。文章を書く力が伸びたということがよく分かりました。
しかし、漢字の読み書きは、課題です。確かに、難しい漢字が出題されましたが、6年生であればできない漢字ではありません。
ただ、日頃口から出たり、目にするような言葉ではないので、なじみがないかもしれません。
子どもたちの語彙を増やしていくことが大切だということ。
さらには、日々の漢字練習を丁寧にやり続けることの大切さを感じました。
算数は、昨年の結果から、平均点が20点以上よくなりました。
よくできている子がとても多かったです。
算数は、授業の中でも、何ができればいいのかをはっきりさせながら毎日取り組んでいます。
また、苦手意識があっても、本年度はどの子も意欲的に取り組み、楽しく授業できています。
学習したこと、基礎計算もしっかり身についている子が多く、安心しました。
これからは、「算数のまとめ」の時期です。基礎的なことだけでなく、いろんな問題に取り組み、算数の楽しさをもっと深めていきます。