2013/01/15 | 3年生のきらりと光る感性 | | by:牧之原小教務 |
---|
坂田先生が出張しているので、代わりに国語の授業をしました。詩の授業をしました。子どもたちの感性に感動しながら授業をしています。子どもらしくて、ユーモアがあって、愛もあって、すてきな作品を次々に見せてくれる子どもたちでした。その一部を紹介します。
お母さんとお父さんのゆびわ さくらさん
お母さんは
仕事に行く時も
仕事から帰ってきた時も
ゆびわをはめています
お父さんは
仕事に行くときも
仕事から帰ってきてからも
ずっとずっと
ゆびわを
テーブルに置いてあります
初ヒットを打った だいやさん
し合いで初ヒットを打った
とても とても
うれしかった
そのヒットは
ピッチャーとファーストの
真ん中にボールがいった
るいに出て
ホームに帰ってきて
一点を入れた
お父さんがうれしそうだった
さよなら犬のすずちやん じゅんなさん
二千十二年夏 六月の初め
土曜日 夏休みの昼ごはん
おばあちゃんが
とつぜん言った
「すずちゃんが しんじゃったの」
おとしだからしかたがない
わたしは悲しかった
妹が泣いた
泣いた 泣いた
さびしかった
でも わたしは泣かなかった
がんばって がまんした
お母さんの生命線 しょうさん
お母さんが
生命線を見せてくれた
長い長い生命線
一本だけど
長い長い生命線
親指を一周回って
もどっちゃう
ぼくもほしいな
その線が
クレア しょうまさん
ぼくはクレアという犬をかっている
クレアはぼくが近づくとほえる
走るのも速い
クレアはほえながら走る
ぼくよりも速い
パパはそんなクレアよりも速い
太っているのに
パパは速くてすごい