日本人全員が、同じ時刻に1メートルの高さから一斉に飛び降りるとどうなるか知ってますか。日本の真裏にあるところのアルゼンチンでは、メガトン級の力が加わり、爆弾が落とされたような騒ぎになるのだそうです。たった1人ではほとんど力にならなくても、1億の人が組織として同じことをすれば、それだけすごい力になるのです。
今こそ学校は組織の力を強くして行かなくてはいけないと思います。学級担任だけががんばって子どもたちを育てるのではなく、牧小の子は牧小の職員全員で育てるのです。実際牧小は、そんな感じです。養護教諭の大石先生や、事務室の先生たちも、子どもの心と深く関わり、担任ができないところをしっかりサポートしています。困っている子がいることに気づくと、担任一人が悩むのではなく、校長先生、教頭先生も一緒になって解決策を考えてくださいます。みんなが協力し合っているから、助けられた子どもたちもたくさんいます。組織力のすごさをあらためて感じることができました。
来年度は、さらにチームワークを大切にし、わたしたち職員ががっちり肩を組んで牧小の子どもたちを守っていきます。もっと言うなら、保護者や、祖父母の会や地域のみなさんも牧小の子どもたちを支え伸ばす力としてわたしたちとがっちりスクラムを組みたいんです。
私たちが燃えれば、子どもたちも燃えるはず。大人が燃えれば子どもも燃えるはず。牧之原小はこれからもっと強い組織となり、メガトン級の力を発揮し、日本の裏側アルゼンチンにも「マキノハラショウハスゴイガッコウラシイデーーース。」と噂される学校になるんです。