2013/03/15 | 缶けり対決 4年生VSわたし | | by:牧之原小教務 |
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昼休み、職員室の窓から運動場を見下ろすと、4年生がたくさん集まっていました。ひろとさんやさやさんが、
「先生ーっ。ひまですかー。ボールけり(缶けり)やりませんかー。」
と声をかけてくれたので、仲間に入れてもらいました。
4年生はこのごろ、みんなでよく遊んでいます。元気いっぱい外で遊べるのが4年生のいいところ。
くつをはきかえて、外に出ると、4年生のみんなはこう言いました。
「先生が鬼ねーっ。」
まかせときなさい。子ども時代は缶けりの達人とよばれていた男。鬼でもなんでもやってあげます。
100まで数えて対決スタート。おーっと。丸見えなのがかずまさん、ほたかさん、けんとさん。すぐに見つかってしまい、三人ともくやしそう。しょうたさん、ゆうやさん、みつきさんも楽々見つけましたよ。今日も鬼の役絶好調です。たくみさん、ゆうとさん、しょうこさんも見つけました。きよらさん、たかとさんも見逃しません。ばっちり小柳津レーダーがキャッチ。次々に見つかっていくので、子どもたちは焦り始めます。わたしは余裕の顔です。
と、その時です。わたしが一瞬油断してのかもしれません。恵の森から跳びだたのがまおさんです。気づいたときにはもう遅い。まおさんに、おもいっきり蹴られてしまいました。
昼休みが終わって、チャイムが鳴り、靴箱まで4年生と歩きました。
「先生、弱いなぁ。」
そんなことを言われたので、こう言い返してあげました。
「先生は、やさしいから、今日はてかげんしてやったのさ。」
楽しい時間が終わって、みんなでにこにこしながらそうじに向かっていきました。
4年生のみなさん、次は本気でやってあげるよ。