| 2019/09/06 | これでいいのだ | | by:校長 |
|---|
日本の若者に対する意識調査をしたところ、「努力」とか、「根性」とか、「夢」とか、「挑戦」とか、こんな言葉を口にするのはかっこ悪いと思っている若者が多いという結果でした。そんなことを口にするのは、ださいんだそうです。我が牧小の子供たちは、どう思っているんでしょうか。やっぱり、ださいのかなぁ。
わたしは少しもださいとは思いません。かっこ悪いとは思いません。
新採の太田先生は、今年は何もかもが「挑戦」です。時には「努力」しないと乗り越えられない壁もあります。その壁を「根性」で乗り越えています。しかし、太田先生はまだまだ分からないことも多く、失敗もあります。でもいいんです。バカボンのパパは言ってます。「これでいいのだ。」
子供たちだって、いいんです。いくら失敗してもいいんです。「努力」「根性」「夢」「挑戦」を持って、失敗しても失敗しても、立ち上がればいいんです。
教師になりたての頃、失敗には二種類あると、教えられました。
一つは「新しいことに挑戦した結果の失敗」です。
もう一つは、「何もしなかったという失敗」です。
この二つの失敗には、違いがあります。「新しいことに挑戦した結果の失敗」は、得るものが必ずあります。でも、後者は何も得るものがないです。
太田先生は、大いに失敗してください。
保護者の皆様は、お子様に、どんどん失敗させてあげてください。
そして、わたしたちは、「努力」「根性」「夢」「挑戦」を大事にして、一生懸命さはかっこいいことなんだと、若者に、子供たちに、身をもって教えてあげましょう。