2013/01/08 | ほんわか交通指導 |  | by:牧之原小教務 |
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仁王辻の交差点で、交通指導をしていました。そこは、地域のみなさんの無人販売所になっていて、いろんなものが売られています。御前崎から持ってきているというおいしい切り干し芋は200円、それ以外はすべて100円です。どんなものがあるかというと、まずはブロッコリー。ビニール袋にいっぱい入っていました。スーパーでは、とても100円で買えるような量ではありません。まるまる太った大根は4本で100円。たくあんも100円。みかんも100円。今はこれらが中心のようです。
子どもたちを待っていた約10分間で、次々に買いに来る人たちがいました。自転車を押しながらやってきたのは近所のおばあちゃん。切り干し芋がめあてのようでした。「この切り干し芋は安くておいしいんだよ。」と、買ってすぐの切り干し芋の袋を手で引きちぎって、ひとかけら分けてくれました。甘すぎない、柔らかすぎてもいない、昔ながらの切り干し芋でした。そんな時に、プリウスが入ってきました。常連だというおじさんです。だいこんと、みかんを買っていました。「ここのみかんは形は小さくても、あまくておいしいんだよ。」とわたしやおばあさんに話しかけてきました。おじさんもやっぱりビニールをやぶり、みかんを2つ出して、わたしたちに分けてくれました。プリウスが行ってしまった後、家の中からおじさんが出てきて、自転車で仕事場に向かいました。「先生も、寒いのに大変だねぇ。」と声をかけてくれました。
ほんの少しの時間でしたが、これだけの人たちと会話を交わしました。地域の方が、気さくに声をかけてきてくださり、驚きました。人とのつながりが温かく心地よく、井戸端会議の姿があちこちで見ることができた昔にもどったみたいで、ほんわかした交通指導でした。。