「今までも、明日もお天気晴れなのに、なぜ?今日に限って、このお天気?」
昨年度、スタートと同時に雨が降り、終わると同時に雨が止んだチャレンジ走記録会。今年も、この日だけが、降雨50%の小雨天気。でも、当日になったら降雨40%で曇り予報。「時間を早める」「延期にする」ことも考えましたが、天気予報は、9時時点も10時時点も変わりはないし、延期すると、三連休が入り、体を元に戻すのに、2日間では、心配。「よし!計画どおり実施!」
でも、昨年度の失敗を繰り返さないように、子どもたちには傘を持っていくことと、テントを出し、応援の時は、テントに入るよう準備も整えました。
つめたい雨でしたが、小雨程度で、子どもたちの熱い頑張りに、お天気も負けた感じでした。
「今日は、走りながら、自分の中にいる”ドリー夢メーカー”と”ドリー夢キラー”と戦ってください。そして、”ドリー夢メーカー”が、勝って、最後まで走りきってください。周りの皆さんは、”ドリー夢メーカー”になって、”ドリー夢キラー”を倒す助けをしてくださいね。」
と、先日の腰塚勇人氏の講演の内容を持ち出して、子どもたちを励ましました。
「チャレンジ走記録会」は、友だちとの競争ではなく、自分との競争であることを前面に出してこれまで、練習を積んできました。「チャレンジ走大会」ではなく、「チャレンジ走記録会」という名称にもそれが表れています。途中であきらめることなく、一歩一歩と足を進めていく子どもたちを見ながら、「これからも、そうして、弱い自分と戦いながら、自分のペースでいいから一歩一歩と進んでいくんだよ。」という思いで、子どもたちを一生懸命応援しました。
「グラウンド100周」を目標に、朝・チャレンジタイム・昼休みに自主練習をしたり、放課後にまで走ったりしている子もいました。
「チャレンジ走記録会」の賞は、「一人一人の記録」「標準記録達成」「100周達成」の三種類です。「100周達成」は、40人余です。「200周」に達した子もいます。まだ、頑張っている子もいます。
持久走は、苦しくて、逃げてしまいがちですが、それに果敢に向かって、練習を積んでいる原っ子をみると、本当に「たくましさ」を感じます。「積小為大」を大切にできる子に育って欲しいと心から願います。
雨の中、温かい応援をしていただきありがとうございました。
自主練習に励む子どもたち 「積小為大」の姿