2014/07/23 | 陸上をがんばってきたみんなへ | | by:教頭 |
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いよいよ陸上練習が終わります。
長い長い練習の日々。
運動があまり得意ではない子にとっては、毎日毎日「いやだな。」という気持ちと戦っていたかも。
陸上練習は大変です。
教頭先生は、小学生時代は体が小さく、運動は苦手でした。
それでも6年生になり、1500メートルの選手になりたいと決意してがんばりましたが、周りの子との実力差に途中で「どうがんばっても1500メートルでは無理だ。」と思いました。
それでも選手になることをあきらめきれずに、ボール投げに移動して練習しましたが、やっぱりだめでした。
最後は人気のなかった200メートル走にいきますが、結局選手にはなれずでした。
なれなかったけど、くやしかったけど、満足はしていました。
最後の最後まで選手になりたいという気持ちを貫くことができたからです。
陸上指導をしてくださっていた当時の先生は、そんなわたしを認めてくれました。
陸上大会の日は数少ない残っていたユニフォームを着せてくれました。
それだけでなく、学校の旗を持たせてくれました。
競技には参加できませんでしたが、学校の旗を持つ写真がいまでもあります。
自分に合っためあてを見つけて、自分なりに精一杯がんばれたと胸を張れる陸上練習になったでしょうか。
そんな経験は、みなさんを強く、たくましく、優しくしてくれたはず。
5年生のみんな、6年生のみんな、がんばったね。
陸上練習もあと2日。
やりきってね。