先週うちのクラスで飼っていたハムスターが死んでしまいました。
朝教室に行くと動かなくなってしまったハムちゃんの周りにみんなが集まり悲しんでいました。
その日の昼休み、小さな箱の中に新品の寝床をつくり、手紙や花といっしょに埋めてあげました。
生き物を飼うということは、その生き物の命と向き合うということです。
日記には、たくさんの子どもたちがその出来事について思いを書いてきました。
保護者の方もたくさんのコメントを書いてくれました。
奈那さんの日記には次のように書かれていました。
今日は朝からびみょうな空気でした。
みんながかわいがってハムちゃんが死んでしまいました。
私はクラスで飼うとき、本当にうれしかったけれど少し心配もしていました。
とてもかわいかったのに何で死んじゃったの?と思いました。
私は泣きたかったけれど、泣けませんでした。
泣いてもどうにもならないと思ったからです。
私は、最後に「気づけなくてごめんね。もっと早く気づいていればよかったね。
今までありがとう。」と声をかけました。
死んじゃったのは残念でくやしいです。でもしょうがないです。
だから私はハムちゃんのぶんまでがんばります。」
クラスの子どもたち1人1人も同じ気持ちだと思います。
命の大切さを教えてくれたハムちゃんの分まで、自分の命、他者の命を大切にして
歩んでいってほしいなと思いました。