新型コロナウイルス対応の蔓まん延防止等重点措置が適応される少し前の1月初旬ごろ、私たち保護者が見る機会が少ない給食~昼休み~掃除の時間を取材してきました。
① 給食:4時間目が終わるとすぐに給食の時間の始まりです。
給食係の子供たちは、さっそうと廊下にある配膳台を教室内に移動させ、配膳台 の上を消毒し、給食バッドを定位置に並べます。その間、クラスの他の子供たちは手指消毒をし、各自机の上の消毒をしてナプキンの用意をします。机の向きは全員前向きで、席も一定の間隔で並んでいます。
みんなのナプキンの用意ができると、もう白衣を着た給食係さんは給食を分けています。
小バッドの配膳係は、副菜を生徒数分に均等にするという少し難しそうな係ですが、上手に分けていて感心しました。ここまで、どこの教室もかなりスムーズに進んでいましたが、断トツで6年生が早かったです!さすがですね。
日直のいただきます!の号令で食事の始まりです。
今日の給食のメニューは、子供達の好きなメニューのハンバーグです!
おいしい給食をみんなおしゃべりもせずに、黙々と食べるのを見ていると少し寂しい気持ちになります。でも、食事中まったく無音ということはなく、スピーカーから放送委員さんによる放送が流れます。取材の日は、4年1組の担任の難波先生が明日から産休に入るお知らせがありました。校長先生が話をした後に、難波先生が話をし、それを耳にしながら食事をする子供たち、特に4年1組は少ししんみりとしていました。
放送が終わり、給食を食べ終わった子から食器の片づけをして、日直のごちそうさまでした!の号令で給食の時間は終わりです。
片づけられた給食ワゴンの横に、給食センターの方に向けて、各学年の日直さんからメッセージが張られていました。今日の給食の感想がかわいらしい字で書いてあり、微笑ましいやり取りにホッとしました。
② 昼休み:チャイムが鳴り始めると、ほとんどの子が外へ駆け出します。
みんな好きな遊びをそれぞれの場所でしていました。
広い校庭いっぱい使ってサッカーをする子、めぐみの森で遊んでいる子やフラフープをする子、保健室の前のコンクリートに大きな絵を描いている子、教室でピアノを弾く子や教室内で宝探しをする子たち、どの子も自由で楽しい昼休みを過ごしていました。
給食とは打って変わって、とっても楽しそうな子供たちの声を聞くことができ、集団生活の中の良さを感じました。
③ 掃除:昼休みの終了チャイムがなると、みんな担当の掃除場所に向かいます。
基本、先生方は見ていない個所を子供達だけで掃除します。みんなどの子もしっかり掃除をしていました。トイレ掃除や水道の掃除、この時期につらい場所も黙々と掃除しています。
毎日の掃除で、みんなが使っている場所や物をきれいにし、みんなで気持ちよく使うことができるのですね。私は初めて見ましたが、感心させられることばかりでした。
新型コロナウイルス感染防止を日常に取り入れた「新しい生活様式」…子供たちにとって窮屈な点がいくつかありましたが、努力して上手にコロナと付き合っている子供たちを見て頼もしく感じました。また、先生方には、制限のある中でも子供たちが学校生活が楽しく送れるように、子供たちのコロナ感染防止にも努めていただきいつもありがとうございます。