4年生の合唱練習を見に行きました。久しぶりに見に行ったら、4年生の歌声の迫力にびっくりしました。わたしが最後に見たのは、6月。その頃とは比べものにならないくらい、すばらしかったです。池田先生の指揮を見つめる真剣な目も、すばらしかつたです。
実は、6月に見に行ったとき、こんなことがありました。練習が終わったところで、担任の池田先生から、「小柳津先生、何か一言。」と言われました。わたしは合唱の知識がなく、どんなことを言っていいのやら分からず、それでも何か言わないといけないので、まずはこんなことを言ってしまいました。「去年、音楽のことなんて詳しくない先生が音楽を担当していたから、みんなの歌を上手にしてあげられなかったかもしれないけど、ごめんね。」そしたら、4年生は「そんなことないよ。そんなことないよ。」と大きな声で言ってくれました。「先生が教えてくれたから、音楽が好きになったんだよ。」「小柳津先生の音楽も、楽しかったよ。」いろんな子がムキになって言ってくれました。何てやさしい子どもたちなんだと、あの時、思いました。実はうれしくて、涙が出そうになりました。
今、4年生の歌声に感動します。池田先生、都築先生の御指導に対してまじめに取り組み、歌うことの技術も高まったのは確かです。でも、それだけでなく、4年生の子どもたちがもともと持っている気持ちの優しさを歌声から感じられるから感動します。
この感動をみなさんにも味わって欲しいです。10月10日オータムコンサート、みなさん、4年生の心が伝わる歌声を、ぜひ見に来てください。