13日(水)に長縄記録会が行われました。記録会に向けて、各学級や全校揃って3週間前から練習に励んできました。
長縄練習・記録会で子どもたちに付けてほしかった力(ストレートパンチ)は、「『協助』=助け合う」です。なぜなら、子どもたちに長縄を通してクラスの絆を深めてほしいと思ったからです。クラスの心が1つになれば、回数は自然と向上するし、クラス全体の意欲も向上すると考えました。
「自分が引っかかったときにどんな声かけをしてもらいたいか。」
「友達が引っかかったときにどんな声かけをしてあげたいか。」
この2つを常に考え、友達同士励まし合いながら長縄に取り組んで参りました。
そういった点では、保護者の皆様にとって「昨年度よりも記録が伸びていない。」「見応えがない。」「闘争心がない。」等の感想をもたれた方もいらっしゃったかもしれません。しかしながら、子どもたちの振り返り発表で出たように、
「新記録は出なかったけれど、クラスみんなで声をかけ合って頑張れたから良かった。」
というクラスの絆を第一に考えさせていただいた結果、その思いが子どもの言葉で表れたことがなにより牧小職員一同の喜びでした。
また、記録会が終わった時、リズム縄跳び20段の発表が終わった時の会場に響く拍手も、頑張った人を讃えようという子どもたちの意識の表れです。決して、拍手をして讃えなさいと教員が指導して現れた拍手ではありません。応援を「頑張れ」とし合っている姿や、引っかかってもみんなが「ドンマイ」と励まし合っている姿、記録は良くなかったかも知れないけれど、頑張った人たちに拍手をおくっているなど、子どもたちの姿から、子どもたちなりの温かさを感じていただけたら幸いです。
記録会の結果が全てではありません。「記録が良くなかったからダメだ。」という事は絶対にありません。「私が引っかかったからダメだ。」という事もありません。その失敗を支えてくれた仲間がいたからこそ頑張れたと思います。
クラスの絆が深まった今、悔しい気持ちが強かったら、みんなで立ち上がってこれからも記録向上に向けて全力で進み続けるでしょう。そんな子どもたちの無限の可能性に、職員一同期待をしています。
※ 写真が少々ぼやけたり、ぶれたりしていますが、御了承ください。
【はじめの会 めあての発表】
【かがやき1,2組】
【1年1組】
【1年2組】
【2年1組】
【3年1組】
【4年1組】
【5年1組】
【6年1組】
【リズムなわ跳び20段発表】8名
【おわりの会 感想発表】