朝、職員室の戸をガラガラと開けて廊下に出ると、1年生のまどかさんが忙しそうな様子で
教室の方に向かって、歩いていました。
「おはよう」と声をかけると、
まどかさんは、とてもさわやかに礼儀正しく「おはようございます」と返してくれました。
しかもとても急いでいたにもかかわらず、わざわざ立ち止まって、こちらを向いてあいさつを返してくれたのです。
あいさつをすると、まどかさんは、また足早に歩いて行きました。
まどかさんの誠実なその姿にとても感心しました。
もし自分が逆の立場だったら、歩きながら、「おはようございます」といいながら
足早に過ぎ去っていったと思います。
ぼくは、あいさつを大切にしてくれたまどかさんの姿にとてもうれしくなり、
そのタイミングで廊下に出てよかったなとさえ思いました。
相手を思いやるすてきなあいさつが
これからも牧小にたくさん広がっていくといいなと思いました。