2021/04/01 | わくわくが止まらない | | by:校長 |
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コロナに翻弄された1年間の中で
昨年度末、修了式の中で、令和2年度、初めて校歌をみんなで歌いました。胸が熱くなりました。本当に、コロナに翻弄され続けた1年間だったなと。今までの学校の当たり前が通用しなくなってしまったことを感じながら、子供たちの校歌を聴いていました。子供たちの校歌、声が出なくなっていました。それは、当然です。いつの日か、歌が大好きな子供たちの歌声を取り戻したいものだな、それが令和3年度にできたらいいなと思いました。
新しい先生をお迎えして
さて、新しい1年が始まります。新しい先生方をお迎えして、わたしはわくわくしています。わたしたちがめざすのは、日本一楽しい学校です。新しいメンバーで、令和3年度も日本一楽しい学校をめざします。先生方のやってみたいことも叶えられる学校にしたいです。学校とは、夢が叶う場所、それは子供たちの夢だけではありません。
コミュニティ・スクール元年
新しい取り組みです。コミュニティ・スクールです。もともと地域とのつながりは強い学校ですが、コミュニティ・スクールとなることで、さらに学校を地域に開いていくことになります。
小中の連携
小中連携は、2年目になります。この牧小中の連携に対しては、地域の皆さんが大きな期待をしています。2030年の学校再編により、牧之原市の学校は統合されることが決まっています。その中に牧小中が加わるかどうか。この台地にこの学校が残るかどうかは、わたしたちにかかっているといってもいいくらいです。コミュニティ・スクールと共に、この小中連携の成功により、牧之原市の心を動かしていきます。
特別支援教育の充実
子供たちを怒鳴って叱るなんてことはしません。勘違いしないで欲しいのは、いけないことをしたら叱ります。その叱り方も、頭ごなしではなく、子供たちが、何がいけなかったのか、考えられるようにします。
特別支援教育の勉強をわたしたちもします。授業の中での合理的な配慮も実現させ、各学級で勉強が分からなくて困っている子を助けてあげます。「日本一楽しい学校」の「日本一楽しい授業」をさらに進化させます。
刺激的で、おもしろくてたまらない授業
学校は学びの場です。やっぱり授業です。
1人1台のクロームブックを活用して、「刺激的で、おもしろくてたまらない授業」をします。
お茶に関する学習も充実させていきたいです。6年間でお茶が好きになり、お茶に詳しくなり、お茶の産地である牧之原市菊川市に、誇りが持てるようにしたいです。
取り戻せ、体力と歌声
コロナにより、子供たちの体力は間違いなく低下しています。歌声も消えました。
新しい体力作りの挑戦をします。コンサート、小中合同の文化祭、これらの行事で、子供たちの歌声を取り戻します。これらの活動は、本年度の目玉です。
命を守る力を育てる
昨年度、鹿児島に行って、ある子供の作文を読んで、つくづく思いました。学校はもっと、「命の大切さ」を学べる場にならないといけないと。防災教育、防犯教育、交通安全指導、食の大切さなど、命に関わる教育活動の一つ一つをより中身の濃いものにしていきたいという思いがあります。
私たちが幸せにならないと子供たちを幸せにはできない
最後に、日本一楽しい学校になるためには、まずはわたしたち教職員が幸せでないととても実現できません。幸せじゃない大人が、子供たちを幸せになんてできるわけがありません。
保護者の皆様も同じですよ。みなさんが幸せにならないと、子供たちは幸せを感じられません。学校も、家庭も、ほっとできる場所。楽しく生活して、わたしたちが元気で、幸せになりましょう。