修業式が終わって数日経ちました。
みんなはどう春休みを過ごしているでしょうか。
私はこの数日、また明日学校行ったらみんなが朝の読書のために本を用意しながら待っていてくれるんじゃないか。と思ってしまうくらい現実味がまだなく、ふわふわしています。
この一年間は瞬く間に過ぎてしまったのではないかと思うほど、早く過ぎてしまった。というのが今の正直な気持ちです。
私はこの一年間子どもたちと過ごす上で、大切に思いながら過ごしてきたことがいくつかあります。
その中でも一番大切にしてきたことは、「子どもたちと深い部分でつながりたい。」ということでした。
だから叱る時も、ほめる時も、授業でいろんなことを学習する時も、一生懸命子どもたちにぶつかって、寄り添ってと思いながら子どもたちと生活してきました。
でも、私が思っていたより子どもたちって本当にすごいんです。
こちらが真剣に話すと「先生の言ってることわかるよ。」と言わんばかりにこちらに耳を傾け真剣な眼差しでこちらを見ているのです。
あぁ。この子たちには私の言うことが通じた。わかってくれた。そう実感することは何度もありました。
感動の一瞬です。教師という仕事ができてよかった。と心から思える瞬間でした。
3年生のみんなには、まだまだ話したいことがいっぱいあって
まだまだ一緒に給食を食べながら休みの時間はどうするとか、なめこがどうだとか、今日の給食はどうだとか、わいわいしたいです。
本当に笑いが絶えないクラスでみんなにこにこしてて
一人がぼけると、リアクションが大きい子がすっ転び、みんなでやさしい笑いが起こる。
友達が問題が解けなくて困ってたら「先生になっていいだ?」と聞いてきて「ここはね・・・」とやさしく教えあう。
一人が遊ぼうと言うと、みんながやろう、やろう!!と一緒に外で元気よく遊ぶ。(よく職員室や教室にいると外で三年生が遊んでいて話している大きい声が聞こえていました。)
朝の健康観察で「元気です。」の声が元気がないと「どうした??」と心配する子がいたり。
字を綺麗に書こうと私が言うと、意識して綺麗な字を書く子が増えたり。
3年生はやさしい子が多くて、私はこのクラスを担任することができて本当にうれしかったです。
一年間3年生に言い続けてきたこと。
「自分がやられて嫌なことは、友達も嫌なこと。だから言動は一瞬考えて。でも、もしそれでも友達を傷つけてしまったら、自分の悪いとこを認めてすぐに謝れる人になりなさい。」
私は子どもたちに今後高学年になっていろんな思いが交じり合う年頃になっても今の友達を思う優しいみんなであってほしいと思います。
私自身が子どもたちに何をしてあげられたかはわかりませんが、友達に優しく、勉強、運動、遊びを精一杯することができた子どもたちを誇らしく思います。
このまま21人の担任であり続けたい。という思いが巡り巡って、この日誌がまとまらず終わってしまいそうなので、この間、「私(坂田)かおにたに手紙を書こう」という授業を行ったときに私宛に書いてくれた子どもたちの手紙をここで書き、この日誌を締めくくりたいと思います。
でも、ちょっと長くなってしまったので別の日誌に書きますね。