| 2019/09/13 | フェアプレーの精神 | | by:校長 |
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スポーツは常にフェアでないとだめだってことは、小学校から教えるべきものです。
例えば、昨年まであった陸上大会で、時々フェアプレー精神と反する姿を子どもたちがついつい見せてしまうことがありました。高跳びのバーを他校の選手が落とすと、「イェーィ。」とテントで手をたたいて喜んでしまったということです。牧小の運動会で同じような姿を見かけることはまずないでしょうが、まったくゼロとは言い切れません。負けたくない気持ちが強すぎて、ライバルチームのバトンミスを喜んでしまうのは、子供ですから、仕方ないです。でも、そんな姿は気持ちのいいものではなく、そんな瞬間にフェアプレーの精神をわたしたちは教えていくんです。
赤組、白組に分かれて戦います。優勝をめざして、チームが一つになって、燃えに燃える運動会にならないといけません。負けてもいい運動会なんてありません。勝つために、全力で取り組みます。でも、赤組にとって、白組は「敵」じゃないです。対戦相手とは、「敵」ではなくて、いい運動会をつくっていく「パートナー」です。対戦する相手がいるから運動会は成立して、対戦相手と運動会を楽しめるように、フェアな気持を子どもたちが持てるか。フェアな気持ちを持ったとき、どんな振る舞いをするべきか。気持ちのいい運動会になるために、そのたあたりがとても重要になると思います。
「フェアプレーの精神」が学べる運動会になるために、保護者の皆様も、そういう目で子供たちを見てください。