今日、お茶の手もみ体験をするために、ハイナン農協萩間支店へ出かけました。
　お茶の手もみのやり方を指導してくれたのは、凪紗さんのお父さん、優音さんのお父さんと、お茶の手もみ大会で
日本一になったことのある横山さん、そして５年の慶丈さんのお父さんの４人です。
　活動は、最初に冷凍されたお茶の葉を溶かすところから始めました。このお茶の葉は、今年の４月に摘んだお茶の
葉を冷凍したものだそうです。子どもたちは「冷たい！」を連発しながら、固まったお茶の葉を少しずつほぐしていきま
した。
　お茶の葉がほぐれたところでいよいよ手揉みが始まりました。最初は両手でお茶の葉をすくい、焙炉の上に散らす「露切り」をしました。４０分ほどこの作業を行い、お茶の葉の水分が３割ほど減りました。
　
　
　次に、「回転揉み」を行いました。これはお茶の葉をまとめ、焙炉の上でごろごろ転がして、葉の中の水分を外に出すための作業だそうです。最初は軽く転がしますが、途中から力をぐんと入れてこねます。この作業に６０分ほどかかったので、友だちと交代しながら作業を進めました。
　
　このあと、お茶の葉の塊をほぐす「玉とき」と焙炉の掃除をして，午前の部が修了しました。
　
　お昼ご飯は、ハイナン農協萩間支店の２階で食べました。
　
　午後は、「揉切り」「でんぐり揉み」「こくり」の３つの作業をしました。
　
　
　
　これで、子どもたちのお茶の手揉み体験は終了。横山さんたちが、作ったお茶を乾燥させている間、子どもたちは建物のまわりで追いかけごっこなどをして休憩しました。最後に、乾燥の終わったお茶を水でもどしたものを味わいました。
　
　今日作った手揉み茶は、学校の給食のお茶として全校の人に味わってもらったり、来年２月に行われる「いきいきサロン」でお年よりの人たちに振る舞ったりする予定です。