2015/03/17 | 6年生最後の音楽授業 | | by:教頭 |
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今日は、6年生、最後の音楽授業。
一生懸命練習してきた、リコーダーの発表をしました。最後は難しい曲に挑戦しようと、子どもたちががんばって練習してきた曲。どの子もがんばって発表しました。
そして最後に、この1年間に歌った歌の中から、特に思い出に残っている歌を歌いました。
まずは「大切なもの」を。卒業式で6年生だけで歌う歌です。すばらしかった。じーんときました。
2曲目は「赤い屋根の家」、3年生の音楽授業でよく歌った思い出の曲。なつかしかったぁ。
3曲目は「空も飛べるはず」、みんなが大好きになった歌。
4曲目は「おそすぎないうちに」、クリスマスコンサートで泣きながら歌ったなぁ。
そして最後に、「カントリーロード」、わたしも大切にしている歌です。
『どんなくじけそうな時だって、決して涙は見せないで。』
6年生の子どもたちも、この先この歌を大切にしてほしいです。
音楽の授業をしたことがないわたしが、牧之原小学校に来て初めて音楽授業に挑戦して、そして音楽が好きになりました。きっかけは、この子たちでした。この6年生がまだ3年生だったとき、田平先生が産休でお休みになり、そのあと音楽を担当できる先生がいなくて、仕方なくわたしが音楽を担当しました。もうしわけないなぁという気持ちをずっと持ちながら、音楽の授業をしました。私なりに一生懸命音楽授業の勉強をして、私はいつも緊張しながら授業をしました。他の先生みたいな授業はできなかったと思うけど、それでも子どもたちは「音楽が好きになった。」と言ってくれました。
私はこの子たちと出会って、初めて音楽の授業をして、音楽が好きになりました。あまりにも好きになりすぎて、翌年には1年生の音楽を担当させてもらうくらいです。
そして、この子たちが6年生になったとき、この子たちともう一度音楽の授業をしてみたいと思いました。音楽の楽しさを教えてくれたこの子たちと、もう一度音楽の授業をしてみたい。
精一杯がんばったつもりです。音楽のすばらしさを、歌うことの楽しさを、楽器が演奏できるようになる喜びを、みんなで曲を創り上げる感動を、この子たちに味わわせてあげたいと。
音楽の授業がいつも楽しみでした。一緒に歌った歌、どれも宝物です。
6年生の皆さん、ありがとうございました。
音楽の楽しさを教えてくれて、本当にありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいです。
あとは、卒業式。
卒業式で歌う別れの3曲を、成功させましょう。
この3曲をみんなと歌うことで、私の音楽授業への挑戦も終わります。
この子たちと、すばらしい歌声を体育館に響かせて、この子たちとさよならをします。