卒業の歌2曲目が決定しました。
「旅立ちの日に」
伴奏は、春華さんが引き受けてくれました。
この歌は、中学の卒業式でよく歌われる歌です。とても難しい歌です。でも、子どもたちはこの歌を歌うと決めたのですから、やり遂げてほしいと思います。
このごろ、卒業式の話が少しずつ子どもたちとの会話に出てくるようになりました。
「去年は、酒井先生が号泣だったね。」
とか、
「6年生のことをおれっち、笑っちゃって先生に怒られたっけねぇ。」
とか。必ず最後は、
「先生も、卒業式、泣くだ?」
って聞いてきます。
わたしは、もう、この1年間で充分泣かせてもらいましたから、卒業式まで水分が残っていません。100号のサプライズに泣いて、なかなかうまくいかないできごとに何度も泣いて、瑠歌さん、優希さん、あげ羽さんのハードルに泣いて、かの子さんの涙につられて泣いて、協力平~絆~に泣いて、ディズニーの前で泣いて、陽信さんの作文に泣いて、奏斗さんの文集に泣いて、中学の先生に、子どもたちの授業を絶賛されて泣いて、もう、充分泣かせてもらいました。ですから、体の中は、サハラ砂漠状態です。
わたしは、この子どもたちの卒業式は、この歌詞のとおり、新しい世界に向かって、勇気を翼に込めて、心の中がこれからの希望でいっぱいになって、わくわくしながら飛び立とうと思える卒業式にしたい。これから先の未来がもっと楽しい未来になると信じて、はずむ心で、力強く向かっていける卒業式にしたい。
と思っています。だから、なるべく泣くのはがまんして、みんなが力強く巣立っていく背中を押してあげたいなと思います。