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2013/06/27

小柳津先生の初恋物語第5話 ダンプさんの告白

Tweet ThisSend to Facebook | by:牧之原小教務・6年担任
 ダンプさんは、怒っていました。音楽室に入った瞬間、くるりとふりかえりましたが、その顔は真っ赤でした。つのがはえて、赤鬼でした。赤鬼は、怖い声でこういいました。
「とっくん、どうして投票の時に、自分の名前を書かないのよ。情けないでしょ。」
私が自分の名前を書かなかったことを見抜いていました。
「私は、とっくんの名前を書いたんだよ。がんばってよ。みんなから弱虫って言われて、悔しくないの。私は、とっくんが好きなんだから。がんばってよ。」
それは、突然の愛の告白でした。ダンプさんは、とっくんのことが好きだったのです。しかし、とっくんは、みんなから弱虫と思われてしまうようなキャラクター。うじうじしているとっくんをなんとかしたいと思ったのがダンプさんだったのです。学級委員でもやって、みんなの前でどんどんがんばれる男の子になってほしいとダンプさんは思っていたのです。ダンプさんは、とっくんをいじめていたわけではないのです。
 ダンプさんは、愛の告白をすると、巨体を揺らし、音楽室の床をミシミシさせながら一人で行ってしまいました。私は、びっくりしたまま、しばらく音楽室でぼーっとしていました。愛の告白はうれしいですが、相手はダンプさん。うれしいような怖いような、不思議な気持ちでした。
 私に投票してくれた1票は、ダンプさんだったのです。あの1票が、ダンプさんの気持ちです。私は、その日から、だめでもいいから少しはがんばってみようと思えるようになったのです。


 ダンプさんとはその後、気まずくなってしまい、話ができなくなりました。「情けないぼくのことが、嫌いになったのかなぁ。」と、ちょっぴり寂しくなりました。でも、ある事件をきっかけに、ダンプさんととっても仲良しになったのです。その事件のきっかけは、きんに君でした。きんに君は、筋肉もりもりの小学生です。空手道場に通っていて、体を鍛えているからです。運動も得意でしたが、なによりも、人を笑わせるのが大好きで、休み時間はいつもブルースリーのものまねをして、みんなを楽しませてくれました。女の子の人気ナンバー1が足長君としたら、きんに君は男の子からの人気ナンバー1でした。
 そんなきんに君がいつものように、ブルースリーのものまねをして、「アチョーッ。」と叫びながら空手のポーズをとっていました。そんなきんに君に拍手喝采。調子にのったきんに君は、ロッカーの上に飛び乗り、そしてそこからジャンプをして、跳び蹴りのポーズをしました。「アチョーッ。」と叫びながら、きんに君は空中を跳びました。ブルースリーのように、見事な跳び蹴り、しかし、着地の時にはいやーーーな音がしました。
「ボキッ。」おそろしいことに、きんに君の足は・・・。 つづく
                                    次回予告  きんに君を助けたのは


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