2017/12/05 | やっぱりチャレンジ走大会はいいものです | | by:校長 |
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「始めの会」で降り出し、「終わりの会」で止んだ雨の中でしたが、保護者の皆様の温かな声援と先生方のあらゆる場面での機転を効かした配慮のお陰で、無事に大成功をおさめることができました。子どもたちの頑張りは、言うまでもありません。チャレンジカード8枚分完走した子の人数が、昨年より多くなったことや標準記録突破数も増えたという、数値からでもそれが分かるし、当日の速い子であれ、苦手な子であり、すべての子が真剣勝負の走りだったことからも分かりました。
でも、先生方の頑張りも光った大会でした。一人残らずの子を温かく大事に大事に見取っていました。
その子に応じた支援や声かけがそれを証明していました。
「まだ行ける」と思う子には、「がんばれ」「まだ行けるぞ」「ついて行け」「ぬかせ」という掛け声。(遅くても)十分に自分の力を発揮して頑張っている子には、「よし、よし」「それで行け」「いいペースだ」という掛け声。その掛け声の掛け方が、みんな共有していました。本年度の重点目標である「伸びを認め合う」というところが、子どもではなく、教師集団の中に、間違いなく根づいていることを確信いたしました。
ただ、「頑張れ」ではなく、何を頑張るのかを子どもたちも教師もしっかりもっていたことが、本年度のチャレンジ走の大成功の中身と言えます。
子どもたちには「振り返り」をさせますが、ただ「がんばりましたではなく、「何をがんばったのか」「何をがんばったからうれしかったのか」「これからの自分につなげたいことは何なのか」をしっかりと自分自身を評価させることが、この大成功のチャレンジ大会を点で終わらせることなく、線でつなぎ、それが面での積み重ねになっていきます。
「チャレンジ走大会」は、本年度の重点目標達成の具現の姿を見せてくれた大会でした。
一日勤労感謝の日の休日をはさんでの24日の日の「風邪による欠席者」も覚悟しましたが、さすが原っ子!元気に登校してきました。鍛えれば、鍛えるほど、強くいなっていくのが原っ子です。
これまでの健康管理と励ましのお言葉、そして、雨の中、温かな御声援をありがとうございました。心から感謝いたします。