牧之原市菊川市学校組合立牧之原小学校
(学校教育目標) 協力平 夢ある未来を切り拓く
(重点目標)勇気と優しさとわたし
~みんなが幸せになる学校~


 

お知らせ

本年度の重点目標は
勇気と優しさとわたし
  ~みんなが幸せになる学校~
 
オンラインユーザー3人
ログインユーザー0人
あなたは1709859人目です

お問い合わせ

牧之原市菊川市
学校組合立牧之原小学校
〒421−0501
牧之原市東萩間2082−13
TEL 0548−27−2314
FAX 0548−27−3575
 

携帯・スマホ QRコード

携帯電話、スマートフォンでもホーム
ページをごらんいただけます。
下のQRコードからどうぞ。

 

6年生のお部屋

6年生のお部屋 >> 記事詳細

2014/03/17

別れの時がやってきます

Tweet ThisSend to Facebook | by:牧之原小教務・6年担任

 「だれかと出会うということはとは、別れがまた一つ増えたということ。」あるお坊さんから教えていただいた言葉です。人は、出会った人と永遠に一緒にいるなんてこと、絶対にできないんだ。
 例えば、隣にいる友達を見てごらん。まだまだ中学で、共に学ぶ仲間もいれば、違う中学に行く友達もいる。違う中学に行く友達とは、明日別れる。明日が終わったら、なかなか会えなくなるだろう。今まで、小さい頃からずっといっしょにいた仲間との別れが目の前だ。
 美舞さん、かの子さん、裕太さん、愛音さん、あげ羽さんはもっと大きな別れの時だね。君たちの方が、この別れはつらいかもしれない。ずっといっしょにいた仲間と別れて、新しい扉を開く。そして新しい友達をつくる。でも、その友達とも必ず別れの時が来る。永遠に自分の近くにいてくれる友達なんて、存在しないんだな。
 家族とも、いつまでも一緒にはいられない。どこかで必ず別れがある。いつもそばにいて、自分をはげましてくれて、いつもご飯をつくってくれて、けっこう口うるさくて、そんな家族ともいつか別れが必ず来る。
 先生だって。先生が君たちの先生ではいられるのはあと2日。明日の卒業式が終われば、先生は君たちの先生ではなくなる。実は、先生、そのことが寂しくて仕方ない。顔では笑っているが、心の中はどきどきしている。君たちの担任でなくなることがいやでたまらないでいる。もっとみんなと、勉強したい気がする。
 でも、それはそれで不幸なことなんだ。先生たちもそれぞれ違った人生を歩んでいるから、先生によって教えてあげられることは違っている。いろんな先生と出会い、いろんなことを教わった方がいい。先生が教えることはもう何もない。だから、君たちは、先生からも卒業していく。
 人生は別れの連続。君たちも、これから多くの人と出会い、出会いの数だけ悲しくてさみしい別れがある。そんなこと考えると、別れるのがいやだから、出会いたくないと思ってしまうかな。そうじゃない。別れても、別れても、新しい出会いを求めていくんだ。別れは必ず来るけど、出会いも永遠に続くんだ。人の一生なんて限られてるから、生きている間に一人でも多くの人と出会うといいよ。別れることをおそれちゃいけない。
 牧之原小学校と別れる明日。学校、4年生や5年生、隣の友、先生たち、明日はいろんな別れを体験する。たくさんの人やものを失う。でも、それは次の出会いのために必要なことだから、別れのつらさ寂しさをしっかりと心で受け止めましょうね。
 先生は、決めています。君たちが卒業したら、次にあうのは8年後。その間、この中のほとんどの人とは、会うこともないでしょう。でも先生は、みんなに会えなくなっても、担任ではなくなっても、ずっとみんなのことを応援しています。この一年間は、先生が応援団長をしてきましたが、担任は終わっても、永遠に応援団長をするつもりです。だから、来年も、遠くから、君たちにエールを送り続けているよ。「フレーフレー。」って、君たちに向かって大きな声を出しています。つらいとき、うまくいかないとき、がんばらないといけないとき、耳を澄ませば、かすかに聞こえるかもよ。別れたからもうおしまいじゃなくて、別れてもいつもでも君たちの背中でエールを送っているから、顔は見えなくなっても、先生の声を時には心の中で感じてね。「フレーフレー。」だからね。
「ウホーウホー。」は先生の声じゃないからね。その声は、人違いです。
20:27 | 投票する | 投票数(13) | コメント(0)

学校の風景

学校だより・グランドデザイン・2012年度のできごとはこちら

リンク先

菊川市六郷まちづくり協議会
https://65mdc.org
のホームページです。
ぜひごらんください