児童会が発案して進めている「能登半島地震 被災の方への支援募金活動」の様子です。
3学期が始まってすぐの委員会活動で「地震で被害に遭われた方を支えよう」という声に始まり、募金をする方法を子供たちが考え全校に提案して、今週火曜日からの活動という形に至りました。強さを伴う優しさを重視している牧小の子供の姿として、とてもうれしく感じる姿です。
子供たちは様々な思いや考えをもち生活しています。その中には、思いを馳せただけで通り過ぎてしまうようなものもあるかと思います。それは、優先順位を決めたり自己選択をしたりすることに役立つことも考えられますが、余りに過ぎると「夢は実現できないもの」という捉えも生まれかねません。
これからの社会は、誰かに決められたことを忠実にする人ではなく、自ら考え判断し行動していく(もちろん、周りの人との良好な関係の中で)人が求められます。この点から考えると、学校は、子供たちの「やってみよう」のTryを支え、やってみてのErrorから改善のTryをしようとすることを応援していく場所に変わっていかなければなりません。
多くの方の御協力により、驚くほどの額が募金されていると聞いています。この活動は、「やってよかった」「この活動を次は…」と、つながり広まり深まる確かな足跡になっています。
3学期、「感謝」というキーワードも私たちは大切にしています。「周りの人がいたからこそ、自分の成長があった」という思いを言葉や態度という”形”にしていくことも大切にしていきます。