前々記の日誌に子どもたちの書いた手紙をのせますと書きましたのでこちらに書かせていただきます。
先生へ
この一年間ありがとうございました。僕は三年生になって苦手だった一輪車や勉強が先生がコツを上手に教えてくれたから、ほとんど一輪車や勉強が出来るようになりました。勉強の中で一番苦手だった国語で、作文を書くのも、本を読むのも上手くなりました。
(この子は本人も言っている通り、国語の授業に前向きに参加するようになりました。文章を書くよと言っても「どれくらい書く?」って周りが言っている間に考え始めるような子でした。休みの日に図書館行ったことが嬉しかったのでしょう。どんどん本を読んで、本ともっと仲良しになってね。)
先生へ
この一年間ありがとうございました。
短い間でしたが楽しかったです
(この子からもらった手紙は続きを書きたそうにしていましたが、様々な事情でここまでになってしまいました。私はこの子に楽しかったと書いてもらえて本当にうれしかったです。短文ではありますが私とこの子の間にはこの一言の意味がすごく深いです。)
先生へ
一年間ありがとうございました。
私は本当に先生が私たちの担任でうれしかったです。
勉強もわかりやすかったし、たくさんみんなと仲良く遊べたりしてありがとうございました。
先生との一年間とっても楽しかったです。私は先生は優しいから大好きです。
私たちが違う学年へ行ったりしたらあまり会えなくなってしまうけど、離れていても3年生の一年間のことは忘れません。他の学年へ行っても勉強頑張ります。
(この子は普段は静かであまり言葉は発しないものの笑顔が似合う子で、またいろんなことを冷静に受け止めることができる良い子です。こんな風に私のことを感じていてくれたことうれしかったです。勉強頑張ってね。)
先生へ
この一年間ありがとうございました。
ぼくは一年間先生やみんなと遊んですごく楽しかったです。
怒る時はすごくこわかったけれど、楽しい時はすごく楽しかったです。
この一年間本当にありがとうございました。
(私はこの子からさまざまな出来事を通して勉強させてもらいました。本がめちゃめちゃ好きな子なんですが、来年もどんどん読んで知識をつけてってくださいね。)
他にも何人かの子が手紙を書いてくれましたが、本人に許可をもらえなかったものもあるので一部にさせてもらいます。
子どもたちの手紙の中にこんな一文を書いてくれた子がいます。
「今年は先生でよかったと思っています。」
私はこの一文を見た時、ああ。教師という仕事を選んでよかった。と心からそう思いました。
今もパソコンに向かいながら泣きそうなのをぐっと我慢しています T□T。
子どもたちに対して、私に何が出来たかは分かりませんが、でも上記のように感じていてくれた子がいたので本当によかったと思います。
3年生のみんな。本当に1年間ありがとう。先生もみんなが大好きです。できたらスモールライトで・・・笑 なんて話しもしましたね。離任式もう一度みんなに会える日を楽しみにしています。