2021/11/01 | 中学3年生になったら | | by:校長 |
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牧中のスポーツ祭、中学生の姿にとてもうれしくなりました。
中学3年生が徒競走をする前の選手紹介の文章。楽しかったです。すべて、子供たちが考えているのだそうです。担任の先生達で徒競走をしてもらうというサプライズも、子供たちの発想。放送担当の子供の、見事な実況中継。応援は迫力がありました。堂々としていました。
先生と子供たちの距離の近さもいなぁと思いました。上から目線で生徒を下に見ている昭和時代の中学の先生が1人もいないから、子供たちは自由に伸び伸びと、自分たちの良さが発揮できて、それがあの爽やかでユーモアのあるスポーツ祭になったんだろうなと思います。
小中の連携を強く意識するようになり、何をするにも中学3年生を見ています。スポーツ祭の中でも、中学3年生をよく見ていました。わたしが知っている、小学校2年生のあの子たちは、とても魅力的な青年になっています。スポーツ祭の中だけでなく、先日の社会科授業でもそう。日頃、学校の前でしてくれるあいさつもそう。中学3年生のあの姿は、わたしたち小学校が義務教育のゴールとしてめざしたい姿です。
今の6年生は、スポーツ祭をどのように見ていたでしょうか。今の6年生は、校長に提言をしたり、ロング昼休みを作れといったり、火起こしからきもだめしをしたり、Chromebookを使わない日を作ってと言ったり、次から次へとあーだこーだ言ってくる、校長泣かせの子供たちですが、そんな子供たちだからこそ、楽しみ。中学生になって、中学の先生にもさまざまな提案をして、中学の先生と面白い学校を創っている。そんな中学3年生になった時の姿も楽しみにしながら、今日も6年生が校長室のドアをたたくのを待っています。どきどき、ひやひやしながら、待ってます。