2012/11/12 | 風が変わった・・・。 |  | by:牧之原小教務 |
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11月7日のことです。
校長先生、教頭先生、事務の先生、保健室の先生、そしてわたしの5人で、教務会という会議を朝に行っています。司会はいつも教頭先生です。まずは教頭先生の、季節を感じるような一言で教務会は始まるのが恒例になっています。
11月7日は立冬でした。教頭先生の言葉は「今日は立冬です。」から始まりました。
その後、教頭先生は、こうおっしゃいました。「風が変わりました。」
教頭先生は、毎朝、駐車場の落ち葉を掃いています。子どもたちが登校する前に、駐車場の落ち葉は一カ所に集まっています。毎日毎日落ち葉を掃いていて、朝の風がどちらから吹くのかを知っているんです。立冬の日、風の向きがいつもと違っていたのは偶然のことなのかもしれませんが、立冬の日、風の向きの変化をわたしたちも感じることができました。
この日、子どもたちの前に立ったときには、さっそく言ってしまいました。
「今日は、立冬です。朝の登校の時、風の向きがいつもと違っているのに気がつきましたか。先生は季節を大事にする人ですから、風の変化にすぐ気がつきましたよ。」って。
子どもたちよ、ごめんなさい。風の変化に気づいた、季節を大事にしている人は、本当は教頭先生です。