今日のコンサートで、サンタクロースがやってきました。
サンタクロースといっしょに、心温まるコンサートができました。
クリスマスの話を子どもたちがして盛り上がっていました。
「先生は、サンタクロースっていると思いますか。」
と質問されて、
「もちろんさ。」
と答えました。違う子から、
「どうせ親でしょ。」
こんな反応は、どこの学校でも、どのクラスでも同じです。
「もう、サンタクロースからプレゼントをもらったよ。」
という子もいました。ずいぶん気が早いサンタクロースです。
「家には、サンタクロースが一度も来たことがないよ。」
という子もいました。
子どもたちに、「サンタクロース」というテーマで日記の宿題を出したとき、〈いる〉と答える子と〈いない〉と答える子がいました。その理由はこんな感じ。
〈いる〉
・NASAで追跡しているから。そういうホームページを見た。
・ほしいな、と思ったものが、ちゃんと置いてくれてある。
・夜だしお店も閉まっているのにちゃんとプレゼントがあるから。
・親がサンタさんだ、という噂が広まっているけれど、前に「サインください」と手紙を置いておいたら朝にちゃんと英語でサインがあった
・サンタさんにコーヒーを置いておいたら、空になっていて「ありがとう。おいしかったよ」と英語で書いてあった。うちの親は英語ができない。
〈いない〉
・今年は高めのものをサンタさんに頼んだら、親が「それは…」とごまかしていた。
・別の用で押し入れの中をあさっていたら、プレゼントがすでに隠してあるのを見てしまった。
・お父さんが車に乗って出かけて行って、帰ってきたら、ゲオの袋を持ってた。
・寝ている時に頭に何かが当たって「いてっ!」と思って目を開けたらお父さんと目があった。
サンタクロースが、それぞれの家にプレゼントを届けてくれるかどうかは別として、たとえ目に見えなくても、世の中には、愛・思いやり・夢・優しさ等、見えないものかもしれないけど、サンタクロースの心は確かに存在しています。そして、そんな目に見えないものを子どもたちの心に育んでくれる人は、みーーーんなサンタクロースです。愛・思いやり・夢・優しさ、そんなものを心の中に育むことができる、サンタクロースの心を持った大人になりたいものです。
今日のコンサートは、愛・思いやり・夢・優しさ、そんなもので溢れていました。
サンタクロースはいたんだ。
そんな思いになる、ウィンターコンサートでした。
そして、わたしは、先生たちと一緒に、「日本一楽しい学校」というプレゼントを全員の子に渡すことができるような、サンタクロースティーチャーになりたいと思いながら歌いました。