2013/02/13 | 確かな歩みを感じた会礼 | | by:牧之原小教務 |
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今日、会礼がありました。校長先生がお話をしてくださいました。そのお話の時、わたしは子どもたちの態度に感激をしました。この一年間の歩みを感じました。
この1年間、わたしたち職員は「やさしく聴こう 進んでやろう」を目標にしてきました。なぜ「やさしく聴こう」だったのか。それは、子どもたちの「聴く」ことに課題が見られたからです。話をしている人の声に耳も体も傾け、目の前の人を大切にできる子になってほしい。なかなか話すことができない子が多いが、まずは聴くことができる子になれば、それが話す力に結びつくのではないか。このような考えがあったからです。
各担任の先生が、授業の中で『聴く』ことを丁寧に指導してきました。
村井先生は、1年生に、話をしている人がいたら、途中で口をはさまず、最後まで聴くことを指導していました。
榛葉先生は発表する人が「言います。」と話し出したら、聴く周りの子が「はい。」と声を出し、話し手に注目させることをずっと続けていました。
話す人に体を向けることに取り組んだクラスもあります。
話したことに対して、何かしらの反応ができるような聴き方をめざしたクラスもあります。
それぞれの先生が、学年に応じた『聴く』についての指導を地道に積み重ねた成果が、今日の子どもたちの姿になったんです。
校長先生の顔をしっかり見て、最後まで話を聴くことができたという子どもたちの成長に喜び、そんな子どもたちに育てた担任の先生方に「ありがとうございました。」という気持ちです。