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2020/11/14

牧小の学びは止まらない。

| by:校長
コロナの壁をぶちやぶるというスローガン。最初「なんだこれ。」って思いました。だって、運動会でコロナの壁をぶち破るなんてことできないじゃない。運動会でみんながいくらがんばっても、コロナを吹き飛ばすことなんてできないじゃない。運動会は赤は白に勝つこと。白は赤に勝つことが一番の目標じゃない。運動会の中で、コロナと戦うという意味が分からない。運動会のスローガンとして、これはどうなんだろうと思ってしまいました。
でも、わたしは間違いに気づきました。このスローガンのすごさが途中で分かったんです。
赤組は白組に勝つ。そして白組は赤組に勝つ。それだけじゃなくて、赤組も白組もみんなで、牧小のみんなの力で、それには先生たちも、保護者も含まれていて、みんなでスクラムを組んで、大きな壁をぶち壊して前に進んでいく。どんなに大きな壁があっても、それに負けずに、牧之原小学校の学びを進めていく、そんな決意ができるようなスローガンだと思えたんです。

この運動会の実現も、簡単なことではありませんでした。本当は春に行うはずだったのに、ここまで実施が遅れてしまいました。1日開催ができず、半日開催になりました。やりたかった競技も、たくさん削りました。マスクを取ることはできなくなりました。応援席は大きく広がりました。開会式や閉会式が短くなりました。来賓の皆さんを呼べなくなり、保護者の皆さんにも、各家庭2名までという制限も付けなくてはいけませんでした。牧小をずっと支えてくださっている祖父母の会の皆さんにも招待状が出せませんでした。実施した競技も、コロナ対策をしながらになりました。何から何までこれまでと違う運動会でした。でも、その中で、子どもたちは本当によく頑張り、精一杯走り、精一杯声を出し、自分の役割を果たしました。伝統の協力平も56年生が見事にやり遂げてくれました。最後の友情ソーランも、気持ちがしっかり入っていました。そんな姿を見ていると、子どもたちは本当に、コロナの壁をぶち破ったんだなと思えます。

学校は、今までの当たり前をすべて見直さないといけなくなりましたが、新しい発想の中で次々に生まれるものは、すべて、子どもたちのためになっていると感じています。コロナによっていろんなことが制限されて、生活しづらさも感じますが、マイナスばかりじゃなくて、いいことだってたくさんあります。わたしたちは、牧小の学びを止めません。子どもたちにとってプラスになると思うことは、なんとしてでも実現します。この運動会がその象徴です。

子どもたち、よくがんばりました。びりでも最後まで走り抜こうとする勇気。がんばっている友達に必死に声援を送る優しさ。やっぱり牧小の子どもたちはすごい。先生たちは、牧小の子どもたちのことが本当に大好きです。みんなのことを誇りに思っています。

会場に来てくださった地域の皆様、保護者の皆様、これからも牧小の応援団となり、子どもたちの学びを後押ししてください。
本当は、もっと大きな声で子どもたちに声援を送りたかったですよね。本当はもったたくさんの人で、応援したかったですよね。でも、子どもたちへの心の中での大声援、ずっと聞こえていました。
本当にありがとうございました。

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