牧小の自慢の1つが恵の森。
恵の森には、たくさんの生き物たちがいます。
今の時期は、バッタ、コオロギ、トンボ。
ちょっと前まで、カブトムシ、セミ、クワガタ。
休み時間には、虫取り網を持ってハンターの目をした子供たちの姿も見られます。
虫取りができる学校なんて、そうそうあるもんじゃないです。幸せです。
今日は、
「こんな虫見つけたよ。」
と、5年生が校長室に来てくれました。

ナナフシです。
生き物が、別のものに形や色を似せることを擬態といいます。
簡単に言うと、まねっこです。
ナナフシは、色と形だけじゃなくて、動きまで枝そっくりで、
止まっているときは日本の前足をまっすぐ伸ばして、
歩くときは、風に揺れる枝のようにゆらゆら体を横に揺らします。
まねっこは、生き物たちの智恵です。
人間も同じです。
どんどんまねっこしていいんです。
隣の子がやっていることをまねて、
先生がやったことをまねっこして、
まねっこして、まねっこして、できることを増やしています。
今、6年生が応援をがんばっています。
協力平をがんばっています。
それは、今の中学生が昨年やっていたことをまねてるんです。
だから、5年生は、今、6年生の姿をしっかり目に焼き付けて、
来年は、6年生のまねっこができるように、
それが、牧小でずっとずっと大切にしてきたことです。
上級生から下級生は学ぶ。
だから、上級生は、手を抜けないんです。