夏場における登下校中のヘルメット着用が、熱中症の心配があるのではないかという御指摘を保護者の方からいただきました。気温が高い日は、下校して帰ってきた子供が汗をびっしょりかいていて、保護者としては心配になるとのことです。夏季の期間のみ、ヘルメットではなく、帽子を着用させてほしいというものでした。この件につきまして、学校で検討をし、方針を示させていただきます。
基本的に登下校中のヘルメット着用は、子供たちが交通事故で大きな被害を受けてしまわないためにも、自然災害時に命を守るためにも、続けていくとなっています。本校教職員も同じ考えです。先日も、下校中の交通事故により、尊い命が奪われてしまったという悲しいできごとがありました。いざという時、ヘルメットが子供たちの命を守ってくれるかもしれません。よって、登下校中は必ずヘルメットをかぶることは今後も続けていきたいです。
しかし、夏季の暑さは熱中症の心配もあります。特に、かなり長い距離を歩いてくる子供もいます。途中で、ヘルメットを取り、水分補給などしながら登下校をするという指導を夏季にはしていきますが、保護者の皆様の中には、それだけでは不安だと思われるかもしれません。そのようなことを考え、牧之原小学校の夏期におけるヘルメットの着用は次のように致します。
1 基本的には、ヘルメットを着用して、登下校する。
2 夏季のヘルメット着用は、登下校にかかる距離によっては、熱中症の心配もあるため、帽子の着用でもよしとする。帽子の着用については、保護者の判断とする。
3 夏期に帽子で登下校する子供たちも、登下校中の自然災害時にはヘルメットを着用できるよう、ヘルメットを持ちながら登校する。
子供たちの命や健康を守ることを最優先として、このような方針で今後進めていきます。
尚、帽子の種類については、特に指定はありません。学校の赤白帽子でも、日頃使っている帽子でも構わないです。