| 2020/03/25 | 桜の向こうの野球少年少女 | | by:校長 |
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さらに桜の花が増えました。
薄桃色の花が太陽の光に照らされています。
今日は、その向こうに、野球少年団の子供たちがみんなして練習をしています。
ノックを受ける仲間を励ます声。
「バックサード、バックサード。」
と外野手に指示を出す内野の子の声。
なんだか、久しぶりに見るこの光景です。
家の中でうずうずしているしかなかった子供たちが、こうして外に帰ってきて、まだまだコロナウイルスの問題は解決できていませんが、それでも少しはほっとします。外に出ることの自粛で、一番苦しかったのは、子供たちです。家で、ゲームをして過ごすぐらいしかできなかった子供たちです。
保護者の皆さんにお願いがあります。
大人が考える以上に、子供たちは大きなダメージがあると思ってください。
学校に行けなかったこと、外出をひかえなくてはいけなかったこと、そしてそのまま春休みに入り、子供たちの孤独な時間は続きがちだということ。
実際、このような期間が長いと、体にも悪影響はあります。虫歯が増える、肥満になる、体力が落ちる、視力が下がる。
心へのダメージは、それ以上といってもいいかもしれません。
子供たちの生活のベビーシッターを、ゲームやアイパットに任せるしかなかった保護者の方もいると思います。それも、仕方ないことですが、心と体の調子が復活していくのには時間がかかりますってことも考えてください。
牧小の恵の森では、桜の花がきれいですよ。
気温もあがってきて、恵の森でお弁当を食べるのも気持ちいいですよ。
卒業式のために手塩を書けてきたたくさんの花が、きれいに咲いていますよ。
牧小を、どうぞお散歩に利用してください。