3月19日には、感動の中、25名の卒業生が、立派に牧之原小学校
を巣立っていきました。6年間の成長を地域の方や保護者の皆様の前で
姿として表してくれた卒業生に、心から「卒業おめでとう」とお祝いの
言葉を捧げたい気持ちでいっぱいでした。
3月20日には、1年生から5年生までの修了式が行われました。
式の前の緊張感をもって整列している姿は、それぞれの学年を終えよう
としている達成感で満ちていました。
その子供たちに、「実をむすぶステージ」の最終の日として、次の
ようなお話をしました。それぞれの学年の持ち味を一杯に発揮した1年
でした。よくがんばったと思います。
子供の1年の成長は、とても大人には真似できないものです。
祝 修了 修了式校長の言葉
みなさん、修了おめでとうございます。6年生には、昨日、「卒業式」で
「卒業証書」をお渡しました。皆さんには、今、代表の人に「修了証書」を
お渡ししました。皆さんは、4月から、一つ上の学年に進級します。
「どんなことができるようになったか。」
「目指す授業にどれだけ近づいたか。」
「なりたい自分にどこまで近づくことができたか。」
等、学級で振り返りをすることができましたか?
それぞれの学級で、どんな実を結ぶことができたでしょうか?
先生が見た「実」を学年事に発表します。
かがやき1組
「かがやき1組さんは、挨拶と言葉遣いの実をむすぶことができました。大きな声 で挨拶をしたり、職員室に入ってくる言葉遣いがすばらしいです。」
かがやき2組
「かがやき2組さんは、仲よしの実をむすぶことができました。観音山や授業や遊びなどを通して、5年生と仲よしになりましたね。」
1年生
「1年生は、大きい声の実をむすぶことができました。6年生を送る会では、全員が、一人残らず、大きな声で6年生にありがとうの言葉を言うことができましたね。」
2年生
「2年生は、笑顔の実をむすぶことができました。勉強でも遊びでも運動でも、いつでもみんなが笑顔一杯で毎日を送ることができましたね。」
3年生
「3年生は、元気の実をむすぶことができました。校外にでてたくさんの体験をしたり休み時間にはリズム縄跳びをやったり、遊んだりと元気いっぱいに学校生活をおくることができましたね。」
4年生
「4年生は、チャレンジの実をむすぶことができました。音楽発表会・協力平・卒業式の準備等新しいことにチャレンジし、見事にみんなで力を合わせて、やり遂げることができましたね。」
5年生
「5年生は、主体性といって、自分たちの力で物事を進めようとする実をむすぶことができました。もう、最上級生への準備が、5年生の中で始まっています。」
実の中には、「種」が入っていますね。これは、実をむすぶステージの時、先生方が、劇で教えてくれたことです。
この「種」には、今年できたことが詰まっています。この種を来年度になってから、蒔くと、こんどは、今年でできたことを栄養分として、また次の新しい芽が出てきます。どんな芽が出てくるのでしょう。
そして、学校全体としは、挨拶の大きな実をむすぶことができたと思っています。みなさんの朝の挨拶の声が、どんどん大きく、どんどん元気になってきています。先生は、みなさん挨拶の声を聞くたびに笑顔になってきます。「挨拶は、笑顔をつくる魔法の言葉」って、本当のことだな、と思いました。
4月5日には、新しい学年が始まります。新しい教室・新しい勉強・新しい机や椅子が待っています。元気玉と挨拶玉をしっかり持って、学校に登校してきてください。
1年間、よくがんばったね。