いよいよリズム縄跳びの最終段、20段に挑戦する子が3年生、5年生、6年生の中に現れました。
正直なところを言うと、20段挑戦までたどり着く子はいないと思っていました。そのような子が現れるのは、まだまだ先の話だと。
わたしが間違っていました。
牧小の子どもたちを甘く見ていました。
牧小の子どもたちは、わたしの予想を遥かに超える、ガッツと根性と負けない心を持っています。
H26年度、ここまでリズム縄跳びが全校に広がったのは、夢中になって取り組む子どもたちもそうですが、そんな気持ちにさせてくれた先生の存在も大きいです。この活動は、当初6年生のみで行うことを考えていました。しかし、6年担任の木下先生が、全校に広げてくれました。ホワイトボードの掲示物をつくってくれました。各段の跳び方シートをこつこつつくってくれました。木下先生の呼びかけがなかったら、リズム縄跳びはこんなにも広がらなかったです。
まだあります。
最もがんばったのはね3年生の子どもたちです。3年生からは、達人と呼べるくらいの子が次々に現れました。そんな3年生に刺激を受けて、他の学年もがんばりだしたのです。3年生がここまで夢中になれたのは、鈴木先生のおかげです。休み時間、昼休み、時には放課後も、3年生と一緒になってリズム縄跳びをして、ひとりの子が最後まで跳びきると、校舎が揺れるくらいの大声を出して、「いぇーーい。やったねーーーっ。」と認めてくれて。そんな鈴木先生のおかげで、3年生はリズム縄跳びがどんどん好きになっていったんです。28日のジャンプ王挑戦も、3年生からは最多の4名が挑戦します。この中のだれかが、ジャンプ王になれたら、鈴木先生はいつものように、喜びを爆発させるでしょう。
実は・・・
5年生の中にも20段まであと少しという子がいるんです。19段を合格した二人、しょうまさんと、まなとさんです。
二人も、こつこつ努力を続け、大好きなサッカーよりも縄跳びの練習を選んで、19段まで上がってきました。二人は、まだ悩んでいます。28日の挑戦をするかしないか。みんなからは「挑戦して失敗してもいいよ。挑戦することが大事だよ。」と背中を押されていますが・・・。後は二人がどう決断するのか、28日に挑戦するのか、それも楽しみです。
それだけじゃなく・・・
5年生からだいご君、かえでさんも18段まできて、今は19段に挑戦中。ところが19段の難しさに跳ね返され、どうしても合格できないでいます。
あとちょっとなのに・・・。
私が住んでいる牧之原市相良地区には、般若寺というお寺があります。そのお寺の門の前に、時々いい言葉がはってあって、私はソフトボールの試合でグラウンドに行くときには、車を寄せてその言葉を見ることがあります。何年前のことかは覚えていませんが、ある言葉がはってあって、その言葉が大好きになって、今でも座右の銘としています。それが「念ずれば花開く」という言葉です。どんな意味の言葉かは、自分勝手に想像しています。「ずっと願い続け、がんばり、あきらめなければ、いつかその夢は花が開くように叶うものだ。」ということじゃないかなと思っています。
だいごさん、かえでさん、念ずれば花開くです。