保護者の皆さんは、「うざい。」という言葉についてどう思いますか。
「うざい。」「ださい。」「きもい。」こんな言葉に違和感を感じるのは昭和の人。こんな言葉に違和感を感じないのは平成の人。って、言われてしまいました。
わたしは昭和の人のようで、有名タレントが食レポでステーキを食べて、「この肉汁、まじヤバ。」と言っていることに違和感を感じてしまいます。国民的アイドルだった、キムタクも「やばっ。」とよくテレビで言ってます。「ごちになります」の番組では、石原さとみがオマールエビを食べて「やばいです。」と口にした時、あきらめるしかないと思いました。あれだけ美しい人も、自然な感じで「やばい。」を言うってことは、「やばい。」はもはや、普通の言葉なんです。
「うざい。」という言葉も、よく聞かれるようになりました。「きもい。」という言葉も、子供たちだけじやなくいて、親の口からも我が子に対して出てしまうこともあります。
まだわたしが若かりし時、研修会の中で、「まじっすか。」という言葉をわたしが思わず使ってしまったとき、「それでも教師か。」と、先輩の先生から大目玉を食らいました。マッチが、「まじ。」という言葉をよく使っていて、広末涼子も「マジで恋する5秒前」という歌を歌っていて、「まじ」という言葉は普通になっていました。わたしの「まじ。」は、今の「うざい。」「ださい。」「きもい。」と同じぐらいの言葉なんでしょうか。
言葉も、時代とともに変化していくものなんだなぁと思いながらも、「ヤバッ。」「ウザッ。」「ダサッ。」「キモッ。」という言葉を許せないでいる、昭和生まれの不器用な男でござんす。